石灰/せっかい
生石灰と消石灰の総称。
生石灰とは、「酸化カルシウム:CaO」の事で、原材料の「石灰石:CaCO3」を900度以上の高温で焼成して作られる。また、消石灰は、「水酸化カルシウム:Ca(OH)2」の事で、生石灰と水を反応させて作られる白い粉末。
参考までに、運動場のライン引きに使われる白い粉は、消石灰である。
一般的には、鉄の精錬や建築物や道路を支える土質安定材、また上下水の浄化、河川海域の水質の改善、農業における酸性土壌の中和などの目的で使用される。
アクアリウムで話題になるのは、ガラス面に付着する白い汚れ、サンゴの育成に使用される「カルクワッサー(水酸化カルシウム)」など。