年末年始の体内リズム大丈夫?
楽しい時間で心が満たされる時季ではありますが、同時に脳と体のリズムが狂いがちになってしまう時季でもあります。睡眠のリズムが乱れて体のリズムが乱れてしまうと、下痢や頭痛、だるさやなどの不調や不定愁訴につながってしまい、1年のスタートを晴れやかな気持ちで迎えることができません。
心機一転、清々しく年明けを迎えて良いスタートきるためにも、乱れてしまった体内時計をスムーズに正しいリズムに取り戻す方法を3つご紹介いたします。
「起床時刻は一定に保つ」
寝室のカーテンは開けて寝ることで、外界が明るくなるに伴って寝室内も明るくなって目覚めやすくなります。
目から光が入ると、網膜視床下部路というところを通って光は脳へと伝わり、体内時計がリセットされます。このとき、リセットと同時に、睡眠ホルモンであるメラトニン分泌が約15時間後に始まる予約のスイッチが押されるので、夜になると自然な眠気が訪れ、睡眠・覚醒のリズムを正常化する大きな役割を果たしてくれるのです。
「食事は1日3回」
朝食は起床後1時間以内にとることが、体のリズムを整えるポイントです!
ついついコタツの中でダラダラ食べ続けたり、逆に食べ過ぎたことを後悔して食事を思いきり抜いたりしてしまうと、子時計にとっては混乱以外なにものでもありません。正月太りになって後から後悔しないためにも、暴飲暴食を避けることはもちろん、食べるタイミングもきちんと意識することが大事ですよ!
「昼夜のメリハリをつける」
キャンドルのゆらぐ光はリラックス効果を高めるので、夜におすすめ!
そして、夜になったらやや暗めの照明に切り替えて、昼間とは真逆の薄暗い空間に身をおくのが正解。昼と夜の光環境にメリハリをつけることで体内時計は規則正しいリズムを刻みやすくなります。
年初め、最も良いコンディションで最も元気に目標に向かう第一歩を踏み出すためにも、正しい体のリズムづくりをしっかりと行い、年末年始をお過ごしくださいね!
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