2.デザイン性の高いファーで大人のエッジィさをプラス
体を包み込むような大きなファー
着物にファーというと、成人式のお振袖や、訪問着などの上に巻くイメージで、どちらかというとドレッシーな雰囲気のモノが多いと思われがちですが、このように形と巻き方が違えば、カジュアルな場面でもOK。
白系の着物に黒のファーが印象的
体全体をカシっと覆う、マントのような個性的なファーは、デザイン性もあり、和洋兼用できそう。
「追っかけ」というマフラータイプなら、さらにカジュアルな印象。
こちらは、いわゆる「追っかけ」と言われるタイプのもの。肩に羽織るのではなく、あくまでも、首に巻く事で防寒と今の雰囲気を出しています。
3.着物にあえて大きめクラッチバッグをプラス
シンプルな着物によく合う
洋服でも定番になりつつあるクラッチバッグ。
小さいものだとドレッシーになりがちですが、大きめのものを合わせれば、カジュアルなシーンに使えます。
大きめのクラッチでは目立ちすぎない? と心配な方は、着物と統一感を持たせるようにしてみてください。上記の写真では帯とクラッチバッグの色合いと雰囲気を合わせることで、全体の統一感を出していますよね。
これはまさにお子様には真似できない、大人の女性ならではの小物使いといえますね。
4.色足袋はトーンを合わせてシックにまとめる
色足袋も合わせ方で雰囲気が変わる
たとえば、写真のコーディネートで言えば、どちらかと言えば、カワイイ雰囲気の着物に、鮮やかさは帯だけに任せ、足袋はあえてシックな色を合わせています。このように、色足袋の色合いによって、大人っぽくてカワイイだけのコーデではなくなるということがわかりますね。
逆に言えば、手持ちの着物や帯が落ち着きすぎているときに、足袋や髪飾り、帯締めなどでさし色を入れるのもお勧めしています。
いかがでしたか?
手持ちの小物を工夫して、今年はちょっと違う着物姿を演出してみては。
【写真提供】
きものサローネin日本橋