洋上の高級レストラン「にっぽん丸」。毎日変わるメニューに舌鼓
にっぽん丸ではロングクルーズでも1日として同じメニューは出ないそう。今回の2泊3日のクルーズでは、初日の夕食は洋食フルコース、2日目は和食会席。初日のウェルカムディナーは、オードブル(写真:前頁)から始まり、スープ、続く魚料理は「羅臼産秋鮭のムニエルとムース タブナードソース」(写真)。鮭のムースはとろける食感が斬新で美味。お口直しの「柿のグラニテ」「牛フィレ肉のステーキ」「デザート」と続きます。奥に見える着物姿の女性が描かれているのはメニュー表
船では人との出会いも楽しいもの。2人掛けのテーブルに着席すると、お隣のご夫婦が話しかけてくださり、船の話やお孫さんの話など楽しい時間をご一緒しました。にっぽん丸は、夕食の座席はきまっておらず、毎回テーブルに案内をしてくれるスタイル。船内で親しくなった方と待ち合わせて食事をご一緒することもできます。
私の実父母と同世代のご夫婦。とても仲のよいご夫婦で、翌日は趣味の折り紙で作った作品をプレゼントしてくださりました
写真の他、土佐ジローのつくねと茸の鍋、デザートの「佐渡産おけさ柿とアーモンドのブラマンジェ」なども
記念日は事前に伝えると、ケーキなど船からの“おもてなし”も受けられます。何度かお祝いのシーンを見かけましたが、船上で過ごす記念日はドラマチックで一生の思い出になること間違いなしです。
夜はショー?それともカジノで楽しむ?デッキでは星座教室も
クルーズの夜は長く、食後の楽しみも多彩です。毎晩ショーがあり、この日はアイルランド音楽のコンサートが開かれました。客席との距離が近く、大迫力で楽しめるのもクルーズならでは。トリコロールによる1時間のコンサート。間近で聞く音色にうっとり。2日目のショーは、にっぽん丸のハウスバンドによるコンサート
デッキでは、星座教室も開かれ、ダイニングでは夜食の提供も始まります。夜まで楽しみがつきませんが、翌朝に備えてそろそろ就寝しましょう。
コンフォートステートのツイン。壁に折り畳みベッドがあり3名まで宿泊できる