スマートフォン/スマートフォン活用術

auスマホをSIMロック解除してMVNOで使ってみた

通信会社から購入したスマートフォンには、他の通信会社のSIMカードが利用できないのようにSIMロックがかかっています。2015年5月1日より、SIMロック解除義務化が実施され、店舗やネット経由で行えるようになりました。今回、Galaxy S6 edge SCV31をSIMロック解除してみましたので、紹介します。

伊藤 浩一

執筆者:伊藤 浩一

スマートフォンガイド

通信会社から購入したスマートフォンには、他の通信会社のSIMカードが利用できないのようにSIMロックがかかっています。2015年5月1日より、SIMロック解除義務化が実施され、申し込むことで解除が行えるようになりました。auの場合、購入してから、180日後にSIMロック解除が可能となるため、2015年10月あたりから、解除可能な端末が出てくることになります。今回、「Galaxy S6 edge SCV31」を実際にSIMロック解除してみましたので、紹介します。

Galaxy S6 edge SCV31をSIMロック解除

Galaxy S6 edge SCV31をSIMロック解除


SIMロック解除の条件

まず、SIMロックに関しては、各通信会社にて条件が違います。auに関しては、「2015年5月以降に新たにauで発売されたSIMロック解除機能対応のスマートフォン/タブレット/Wi-Fiルーター」「端末購入日から180日以上経過している機種」という条件があります。なお、2015年4月23日発売の「Galaxy S6 edge SCV31」も対象機種となっています。

SIMロックの解除方法は、オンラインで行う方法とauショップで行う方法があります。auショップで行うと3000円の手数料がかかりますが、オンラインは無料となります。

au端末をオンラインでSIMロック解除する方法

「Galaxy S6 edge SCV31」を発売日の2015年4月23日に購入した場合、180日後は2015年10月20日から解除が可能となります。実際にオンラインでSIMロック解除を申し込んでみました。「SIMロック解除のご利用手続きについて」(https://cs.kddi.com/support/simcard/)にアクセスします。

「SIMロック解除のご利用手続きについて」

「SIMロック解除のご利用手続きについて」


「SIMロック解除の可否判定ページ」にau IDにてログインします。

「SIMロック解除の可否判定ページ」にau IDにてログインします。


「SIMロック解除の可否判定ページ」にてIMEIが必要となります

「SIMロック解除の可否判定ページ」にてIMEIが必要となります


IMEI は、Androidの「設定」→「端末情報」→「ステータス」画面より確認します。IMEIを長押しするとコピーできますので、先ほどのページにてペーストします

IMEI は、Androidの「設定」→「端末情報」→「ステータス」画面より確認します。IMEIを長押しするとコピーできますので、先ほどのページにてペーストします


暗証番号を入力します

暗証番号を入力します


「SIMロック解除のお手続き」が表示されます

「SIMロック解除のお手続き」が表示されます


「SIMロック解除可否」で可能と出ました。

「SIMロック解除可否」で可能と出ました。


「SIMロック解除のお手続き」の再度確認画面となります。「この内容で申し込む」を選択します。

「SIMロック解除のお手続き」の再度確認画面となります。「この内容で申し込む」を選択します。


SIMロック解除が終了しました

SIMロック解除が終了しました


SIMロック解除後の設定方法

SIMロック解除後、SIMカードをauからNTTドコモのMVNOサービスのOCNモバイルOneに変更しました。変更後、設定が必要となります。

SIMカードをauから「OCNモバイルOne」に差し替えて再起動がかかります

SIMカードをauから「OCNモバイルOne」に差し替えて再起動がかかります


再起動後「SIMカードの状態を更新」するため無線LAN接続が必要です

再起動後「SIMカードの状態を更新」するため無線LAN接続が必要です


設定のモバイルネットワークにて「OCNモバイルOne」のAPNを追加します

設定のモバイルネットワークにて「OCNモバイルOne」のAPNを追加します


au以外の電波を掴むようになりました

au以外の電波を掴むようになりました


「OCNモバイルOne」にて通信している様子

「OCNモバイルOne」にて通信している様子


「Galaxy S6 edge SCV31」が、NTTドコモのMVNOサービスのOCNモバイルOneにて利用できるようになりました。周波数帯域が700MHz(バンド28)、800MHz(バンド18/26)、1.7GHz(バンド3)、2GHz(バンド1)のみとなるため、ドコモ端末と比較すると、電波の掴みは弱い可能性があります。また、OCNモバイルOneのSIMカードを挿した状態ではテザリングの利用ができませんでした。しかしながら、ドコモやドコモのMVNOサービスが利用できるメリットは大きいと思われます。オンラインで無料で行えますので、対象機種のユーザーは試してみてはいかがでしょうか。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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