高級ホテル並のサービス?ビジネスホテルに注目!

価格以上の価値のあるビジネスホテルは?

価格以上の価値のあるビジネスホテルは?

少しでもお得に旅行をしたいと思うあなたへ、All Aboutホテルガイドの瀧澤信秋氏がホテル選びの鉄則をレクチャーします!第3回は、料金以上にお得を感じられるホテルの最新サービスをご紹介します!(第2回『格安プランや最安値でお得にホテルへ泊まるコツ』から続きます)

いわゆる「高級ホテル」へ、高い宿泊料金を支払い滞在すれば、質の高いサービスを受けられそうだと思うでしょう。サービスを提供する側のホテルは、ゲストの満足度を高めようとあの手この手でサービスを考えます。しかしゲストの好みはさまざま。手厚いサービスを一方的な押し売りだと感じるゲストもいるのです。

たとえば荷物を運び客室へ案内する「ベルスタッフ」。客室に入り、備品の場所や照明スイッチの説明だけならまだしも、眺望の案内まで延々とされると迷惑だという声をよく聞きますね。折角の高級ホテルで早く寛ぎたいというゲストには不評のようです。必要・不要と思うサービスは、ゲストにより様々ですが、結局、サービスは宿泊料金に上乗せされているので、「フルサービス」のホテルは宿泊料金が高くなってしまいます。「要らないサービス」と感じるゲストには割を喰った不公平感が残るでしょう。

一方、宿泊料金が低廉なビジネスホテルなど「リミテッドサービス」の施設において、工夫あるサービスを受けると得をした気分になりますね。そもそも料金は安いので「サプライズ」と感じることもあります。

例えば、客室で必要な物があり内線電話でリクエストするときに、特にシティホテルで多いシーンと思われるリクエストする物によっては、1コールでは済まず在庫有無のリコールを待つことも多いでしょう。電話の前で待っていたが中々リコールがなくイライラしたという声もちらほら聞きます。

ハイクラスなビジネスホテルのサービスはお得!

ところが、最近利用したハイクラスビジネスホテルでは、何とテレビの画面に無料備品や在庫有無の一覧が表示されていました。リモコンボタンでスムーズにリクエストができ、その備品たるや30種類以上。何と靴の乾燥機なるものまであります。あえて人的サービスを排することで利用者の支持を受けることもあるのです。人的サービスをウリにするシティホテルではあり得ないシステムといえるでしょう。

また、最近のビジネスホテルで見かけるのが、客室にアメニティを置かずに必要なアメニティだけフロントやロビーからピックアップしていくというスタイルです。アメニティ自体のコストはもちろん、部屋へ陳列する人件費も節約になります。必要なものを必要なだけとは気が楽だと利用者からの評価は高く結果として宿泊料金に反映されれば、ゲストはお得ホテルと感じることになります。

そもそも、ビジネスホテルはといえば、眠るためだけの客室が並ぶ施設というイメージでしたが、昨今無料の大浴場や充実の無料朝食といった付加価値を提供する施設も多いのです。前述したテレビでリクエストできるホテルも、充実したアメニティをはじめ、無料大浴場を設けるなど、付加価値型のハイグレードビジネスホテルでは、料金以上のサービスを受けられる可能性が高いもの。

隙のないフルサービスを受けたければ相応の料金を支払って、相応な高級ホテルを選べば良いですが、とにかく料金重視で簡易なサービスで納得ならば、相応なビジネスホテルを選べば良いと思います。

実はいま、お得なホテルと利用者の支持を大きく集めるのが、コンセプトのあるハイグレードビジネスホテルです。フットワーク軽く新たな試みを続ける進化型ホテルには注目です。

★瀧澤さんの記事は次回に続きます!

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教えてくれたのは……
瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)さん

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All Aboutホテルガイド。ホテル評論家として、国内のホテルを精力的に取材。利用者目線でホテル業界全般や、サービス、ホスピタリティ、クレーム対応、ホテルグルメ等について、ホテル経営者やスタッフなどへの綿密な取材の上、各種媒体を通じて情報を発信している。また、旅行作家としても活躍。ホテルや旅のエッセイなど多数発表し好評を博している。


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