バツイチ男性と幸せ

バツイチ男性と幸せに

近頃では、「バツイチ」とは言わず、「マルイチ」という方もあらわれ、離婚は一般的になってきています。「もう二度と結婚はこりごり」と言っていた方も、時間が経つとやっぱりパートナーが欲しくなって、再婚したという人も増えました。

また、好きになった素敵な人がバツイチだったということも珍しくありません。バツイチの方と結婚しても幸せな生活が送れるようにするには、揉め事になりそうなことを先に解決しておくことが重要です。最初に4つのことを聞いておきましょう。

子供の有無

子供が居るかどうかを聞くのは、養育費を送っているか、面会交渉をしているかを聞くためです。

子供の養育費がある場合
離婚した元妻からみれば、離婚母子家庭の平均年収は約229万円で、子供を養っているのですから養育費を払ってほしいと思うのは当然です。でも実際に結婚してみると毎月お給料から養育費が引かれ、養育費が家計を圧迫する場合が多いのです。

女性の離婚相談でも「養育費はいつまでもらえるのか?」とのご質問を、よく受けます。一般的には、離婚協議で、成人(20歳)までとか、高校、大学等を卒業して就職するまでとして、養育費を負担することが決められます。
もし、6歳の子供がいたら、あと、14年間払うことになるわけです。

面会交渉はするのか?回数は?
面会交渉での元妻と子供さんとの仲睦まじい写真を見て、ショックを受けて、いつも頭を離れなくなり、離婚をしたくなったという相談もあるくらいとてもナーバスな問題です。子供さんはともかく、大好きな相手が、元妻と会うのは、納得いかないのも分かります。ただ、子供さんへの愛情があるのは当たり前のことですから、ここはしっかり条件を話し合いましょう。

 離婚した時期。正確な日付

意外に大事なのが、離婚をした日です。
熟年離婚方の場合、離婚した時に、元妻から、年金分割の要求がなかったとしても、2年以内ならば請求される可能性があります。養育費の請求は時効がありませんので、子供さんの扶養が必要な時期ならば、いつでも請求される可能性があります。離婚慰謝料は離婚後3年間まで請求できますので、今ないからと言って安心はできません。

 お金はあるか?借金はないか?

お金の話は一番しにくいというお話をよく聞きます。でも、バツイチの方と結婚する場合は、特にお金の話はキチンとすべきです。

慰謝料
慰謝料の場合は、分割の場合もありますので、貯金の金額も含めて、よく聞きましょう。

前に住んでた家のローン
これも盲点になりがちです。前に住んでた家に元妻と子供が住んでいるなどということもよくありがちです。会社の給与からの天引きですと、額面だけ聞いていたのと金額が違ったなどということもあります。

年金分割や退職金分割をしていないか?
熟年離婚する場合、年金分割や退職金分割は重要な問題です。しかし、再婚する場合、そのお金がないのですから、しっかりと貯金などの話をする必要があります。年齢的にも高収入な仕事に就けない場合も多いからです。そうでないと、急な病気などに使えるお金がないなどという話になる場合もあります。

 離婚の理由

離婚をするには、それなりの理由があります。DV、浮気、モラハラなどは、心の傷が癒えていない場合も多く、疑心暗鬼を生ずる原因にもなりかねません。
DVの経験のある人は、調停や裁判を経験した方も多く、思い出したくない場合が多いので積極的に話してくれない場合も多いでしょう。トラウマになっている場合もあります。

モラハラは、やった本人には自覚がない場合が多く、単なる「乱暴な言葉」だと思っている場合も多いのです。マザコンや親戚不和は、自分の努力ではどうしようも出来なかった場合が多く、自分を責めている方もいらっしゃいます。
死別の場合は、良さそうに思えますが、思い出が美しくなってしまうことも多く、中にはまだ亡くなった奥様を愛している場合もあるので、要注意です。

実際にあったご相談をご紹介しましょう。
「自宅を持っている人なので、良いと思ったら、家の中は、死別された奥様の思い出のものがぎっしり詰まっていました。気持ちが悪いので捨てようとしたら、喧嘩になり、それから険悪になりました。」

死別の方のほうが、前のパートナーが忘れられない方が多いようです。食器や、タオルなどの日用品、家具などは、再婚しても捨てずに使われる方が多く、再婚する身になると気になるところですね。全て捨てて買い直すとなるとかなりの高額になりますので、二人でしっかり話し合って、残すものと捨てるものを決めましょう。

「亡くなった元妻がとても出来た方だったようで、夫だけでなく、親戚や隣近所の人からも、比較されて、息苦しくなり、一緒にいるのが辛くなった」

元妻と比較されるのは、堪らないですね。実際に、奥様の墓前に花を供えたり、お墓参りを欠かさないようにしたり、亡くなった奥様を大事にするようにしたら、夫婦仲も良くなった例もあります。

バツイチの結婚は、通常の結婚よりも、元夫や元妻、子供などの登場人物が多くなる場合が多いので、しっかり話し合いましょう。これからずっと一緒に歩いていく覚悟があるなら、聞きにくいこともしっかり聞く勇気が必要です。

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