時代性に合った使いやすいバッグの代表格がバックパック
ファッションをはじめ、カバン、デジタル機器、家電などなど、さまざまな優れた商品を扱っているモノ雑誌「MonoMax」の編集という仕事を通して、物欲をそそるたくさんの傑作アイテムを目にし、実際に使ってみるという経験に恵まれました。そんな私が第1回のテーマとして選んだのは、「人気ブランドの爆売れバックパック」です。その理由には、次の3点が考えられます。
1. ガジェットの増加
ノートPCやタブレット、スマホなど、持ち歩くべきガジェット類が増えています。驚くべきメリットをもたらしてくれるものの、それなりの重さがあるものばかりです。重量からくる疲労を軽減するには、広範囲で荷重を分散できるバックパックが理想的です。
2. 機動性を重視する風潮
交通インフラの発達で世界が身近になり、仕事でもプライベートでもアクティブに動けることが大事とされるようになりました。荷物が入り、両手も空けられるバックパックほど、動きを妨げないバッグはありません。また、大きな被害を生んだ2011年の大震災以降は、自力で動ける自転車が見直されましたが、自転車通勤・通学に適したバッグとしても選ばれるようになりました。
3. ファッションの変化
ビジネスの多様化から、ジャケパンのようなスーツ以外の服装も認められる領域が広がり、それにともなって仕事用として認められるバッグの種類も増えています。一方、オフシーンにおいてバックパックは不動の人気を築いていますが、近年はアウトドアやスポーツといったテイストの取り込みなどから、さらに注目を集めています。
ともかくも、バックパックは"今の時代性に合い"、"使いやすい"バッグの代表格なのです。あとは自分のスタイルに見合った機能とデザインを宿したモデルを見つけるだけ。そこで、人気の高い6ブランドの注目モデルをご紹介します。
良コスパ&高機能が自慢のアッソブのバックパック
新興ブランドながら高機能&良コスパなコレクションでメキメキと当確を現してきたのが、このアッソブです。実は、私が編集長を務める『MonoMax』でも、このパックパックをベースに別注モデルを作ったことがあるくらいお気に入りのひとつなのですが、何より使い勝手がいいのです。ケータイを入れておくのに便利なストラップ上のポケットや、小銭やパスケースなどが入るウエストポケット、側面から単独で出し入れできるPC収納など、「多彩なガジェットを持ってアクティブに街を往く」私たちのライフスタイルにドンピシャなんですね。カジュアルすぎないデザインなので、幅広いシーンで使えるというのもウリ。これだけの完成度を誇りながら、3万円以下というのは驚くほかありません。
【DATA】
アッソブ コーデュラ ドビー 305D バックパック
\28,000
W30×H55×D15cm
(問)アンバイ PR
Tel03-6434-0709