家計簿がレコーディングダイエットにならない訳
早起きや、ダイエットが記録することで成功するなら、貯金も家計簿を書けば成功しそうです。でも、残念ながら家計簿を長年きれいに書いていても、お金が貯まっていない人はたくさんいます。どうしてでしょうか?私も、ダイエットと子どもの早起きを記録して気づきましたが、家計簿と他の2つの記録は、大きな違いがあるからなのです。
「起きた時間」
「体重」
「ウエスト」
これらはいずれも結果です。そこに書かれた数字は、今朝起きた時間や、今の自分を表しています。ところが、毎日家計簿に記帳するのは
「今日買った食費」
「今日買った被服費(だけど、引き落としは来月)」
「今月引き落とされる教育費」
のように、「貯金」という結果からはとても遠いものなのです。
だから、つけていても結果が見えないので楽しくありません。「家計簿をつけていてもお金が増えません」というお悩みが多いのはこの理由からなのです。体重計に乗る、メジャーでウエストを測るとすぐ出る結果が、お金でもわかればもっとお金が貯められるようになります。
貯金が増えるツールを使おう!
早起きとダイエットの成功例を、お金に置き換えてみましょう。「お金を貯めていることを忘れない」
「今月あといくら使えるかがわかる」
「いくら貯まったかがわかる」
この3つを、おさえることが大事です。
家計簿なら「なぜお金を貯めるのか」貯めたお金で買いたい物や、やりたいことを、表紙に書いたり、しおりのように挟んでおくのもいいですね。
コクヨから出ている「かしこくお金を貯めるノート」は、最初のページに目標を書きます。
でも、書くのも面倒だし、電卓を叩くのも苦手という人は、Visaデビットカードを使いましょう。
Visaデビットカードとは、Visaが使えるお店なら海外やインターネットでも買い物が出来るカードのこと。使ったその場で口座からお金が引き落とされます。口座残高までしかお買い物が出来ないので、お金を使いすぎることがありません。
つまり、毎日お買い物をして、パソコンやスマホで買い物履歴を見れば、今月あといくら使えるかも分かりますし、いま貯金がどれくらい貯まったかも一目瞭然。書かなくても、結果がそこに現れます。
お買い物をする前に「買うべき?それとも来月買う?」という心のストッパーが効きやすくなり、お金を貯めている自分を忘れずに過ごせます。
いかがでしたか?是非、「起きた時間」「寝た時間」を記帳し、脱衣所にメジャーを置いて、体重計に乗った後にウエストを測り、週に一度は、「あとどれくらい使える?」と、残高チェック!やってみてくださいね。
みなさんのウエストがキュッと引きしまって、預金残高がどん!と増えますようにお祈りしております。