スポーツカーのノウハウが乗りやすいクルマに生きています
「スバルのクルマって、スポーツカーが多いよね?」そんな質問を女性からよく受けます。テレビコマーシャルで、先進安全装備のアイサイト搭載車のぶつからないクルマという印象が一般にも広まったと感じていたのですが、どうも水平対向エンジンを搭載した、がちがちのスポーツカーというイメージが強く、マニア向けのクルマと思っている人も少なくないようです。
先日、7月10日に発売されたインプレッサ スポーツ ハイブリッドをメインに、レヴォーグ、WRX S4、BRZ、クロスオーバーセブンと、スバル車5台を一気乗りする機会がありました。どれもがキビキビとしたスポーティ感があり、きちっとした走りの良さを感じるものです。今回、WRX S4やレヴォーグ1.6GT-Sでは、サスペンションの最適化を図り、低速での硬めのゴツゴツ感が打ち消され、乗り心地がとても快適になっていました。乗り心地の良さは、疲れにくいドライブを実現します。
先進安全装備が充実した安心感
ちなみにWRX S4/STIは、2014年度自動車アセスメント(JNCAP)において、最高評価の5つ星を獲得し、新・安全性能総合評価ファイブスター賞を受賞。また、予防安全技術を評価する予防安全アセスメントにおいて、アイサイトを搭載するWRX S4が最高ランクである先進安全車 プラスに選定されています。2015年6月には、さらに先進安全装備のアドバンスドセイフティパッケージを展開。ハイパフォーンスを発揮するスポーツセダンだからこその先進安全性の強化ともいえるでしょう。
女性やファミリーにも優しい
「Fun to Driveな走りを楽しめるハイブリッドモデル」として登場したインプレッサ スポーツ ハイブリッドは、アクセルを踏み込むと素直に反応する軽快な加速、上質でスポーティなハンドリング、そして低燃費が魅力。重心が低く、重量バランスに優れたハイブリッドシステムで、安定感があって運転しやすく、女性にも扱いやすいクルマです。もちろんハイブリッド対応アイサイト(ver.2)を全車標準装備で、安全装備もばっちり。走りの質や静粛性、快適性を高めているのは、WRXなどで培ってきたこだわりの技術が、各所で使われています。また、都市型SUVのクロスオーバー セブンは、3列シートの7人乗り。アイサイト(ver.2)に加え、SRSサイドエアバッグ&サードシート対応SRSカーテンエアバッグを標準装備して安全性を高めています。
いろいろな車種を一気に試乗して感じたのは、先進安全装備の安心感と剛性の 高さや運転のしやすさです。たとえば爽快な走りを楽しむスポーツカーのBRZにも、モータースポーツシーンだけに限らない、普段乗りの扱いやすさがありました。それぞれ個性はありますが、どれも安全で快適な走りを楽しめる機能が充実していて、その魅力はマニア好みだけでなく、女性やファミリーにも優しいものだといえるのです。