大きく有線タイプと無線タイプの2つに分かれる
まずはケーブルを接続する有線タイプか、ケーブルなしで利用する無線タイプのどちらがいいのかを選ぼう。有線タイプはケーブルが必要なためPCの前から離れられないが、接続が容易でヘッドセットの価格が比較的安いのが魅力。無線タイプは接続が少し面倒で価格も比較的高いが、ケーブルの接続が不要なためPCの前から離れて通話することも可能なのが魅力だ。
有線タイプは、PCのヘッドホン端子に緑のプラグ、マイク端子にピンクのプラグを接続する「ミニプラグ接続タイプ」と、USBケーブル1本で接続する「USBケーブル接続タイプ」がある。無線タイプは「Bluetooth接続タイプ」となっている。
PCチャットが中心なら有線タイプで十分だが、
無線タイプならケータイでも使える
選び方のポイントは、「PC以外で使うかどうか」にある。■ICレコーダーなどの音響機器でも使える「ミニプラグ接続タイプ」
最もシンプルで低価格な「ミニプラグ接続タイプ」は、PCだけでなく携帯音楽プレーヤーなどでも一般的な3.5φのミニプラグを採用している。このため、ヘッドホン端子とマイク端子を備えている機器であれば使うことが可能だ。例えばICレコーダーで発音の練習に使いたいといった場合が考えられる。
ミニプラグ接続タイプのデザインは、シンプルなオーバーヘッドタイプが中心だ。
■PS3などのゲーム機にもつながる「USBケーブル接続タイプ」
「USBケーブル接続タイプ」は文字通りUSB端子に接続するため、マイク端子などを備えていないノートPCなどでも使えるのが魅力。価格的にもミニプラグ接続タイプより若干高いくらいでほとんど変わらない。USBケーブル接続タイプの魅力は、PS3などのゲーム機でも使える点だろう(PS3対応とうたっている機器に限る)。
USBケーブル接続タイプもミニプラグ接続タイプと同様、デザインはシンプルなオーバーヘッドタイプが中心となっている。
■ケータイやゲーム機でも使える「Bluetooth接続タイプ」
「Bluetooth接続タイプ」の魅力は、何といってもワイヤレスで使える点だ。PCで音声チャットやスカイプ通話などを行う場合、PCの前に座らなくてもおしゃべりができるというのはうれしい。10m近くまで離れても通話できるので、家事をしながらの通話も可能だ。
Bluetooth対応ケータイと接続できるのもこのタイプの魅力。音楽対応タイプであれば、出先ではiPhoneに接続して音楽を聴きながら、着信時にはワイヤレスヘッドセットとして通話。帰宅したらPS3でゲーム中の音声チャットを楽しんだり、PCでスカイプ通話したりと、オールマイティーに活躍できる。
価格はほかのタイプに比べて高めだし、最初の接続には「ペアリング」というちょっとした作業が必要。だが使ってみるととても便利で手放せないのがこのタイプだ。
Bluetooth接続タイプは外で使うことが多いため、片耳にかけて使う「耳かけタイプ」や、音楽プレーヤーにも使える「ネックバンドタイプ」が主流となっている。
・耳かけタイプに近いが、耳の穴に入れるだけのよりお手軽なモデル
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