経験によって大きく異なる「セックス」の捉え方
自分のカラダを知る。自分のして欲しいことを知る。それを伝える。女にも工夫できることはあります
よくいわれる「カラダの相性」も簡単にはわからないものです。キスだけで腰が砕けて立っていられないほどの電撃が走るような情熱的な始まりだったとしても、その人とのセックスが毎回100%満足のいくものになるとは限りません。異性の親友を見つけたような穏やかな恋心から始まったとしても、気持ちを伝え合い関係を育めば、身も心もとろけるようなセックスができる関係になれることもあります。
少し話がズレますが、セックスレスについては、「恐らく二人はしっかりセックスの関係を育んでこなかったのだろうな」と筆者は予測します。
例えば、彼は、それこそAVやインターネットなどの情報を頼りに、憶測で「『女』は恐らくこうすれば気持ちいいのだろう」と手探り状態で、「『彼女自身』がどうすれば気持ちよくなるのか」という探究心を持てなかったのかもしれません。彼女も「させてあげる」「主導権は男だから」と相手任せにして、自分の気持ちいい部位や触れ方について「研究」が足りなかったのかもしれません。
どちらが拒んでいるのかにもよりますが、セックスレスになる前(求め合い充実している間)に、伝えたり試し合ったりしてみることが重要です。