ピュアでクリーンな白は、特に夏を代表するファッションの定番色としても親しまれています。特に今シーズンは、オールホワイトのコーディネートも新鮮。袖と身ごろにタックが入った、ふんわりと広がるブラウスは、1970年代風ボヘミアンスタイルは、袖口にゴムが入っているのでSTYLE写真のように5分袖で着用することもできます。
【CONTENTS】
Page1:トップスとボトムで違う、白の心理的効果
Page2:白×ベーシックカラー、人気の配色は?
トップスとボトムで違う、白の心理的効果
例えば、麻素材に綿素材のレースをボーダー柄に切り替えた清涼感のあるブラウス。程よいゆるさのあるシルエットに、裾に前後差をつけたぺプラムデザインで、女性らしく優しい印象に仕上げてあります。ホワイトのブラウスに黒いボトムのコーディネートは安定感があり、ブラックのブラウスに白いボトムのコーディネートは、活動的な印象を与えます。白と黒は、合わせる色を選ばないことから、万能色ともいわれます。しかし、白と黒の心理的効果は対照的。白に代表される明るい色は膨張色、黒に代表される暗い色は収縮色と呼ばれ、同じ大きさの白と黒を比較すると、白の方が大きく、黒の方が小さく見えます。
しかし、心理的効果は膨張と収縮だけではありません。白は見た目の印象が柔らかく、軽いのに対して、黒は硬く、重いという心理効果もあります。さまざまな心理的効果の利点と難点を総合的に判断することが、おしゃれ上手になる近道です。
上下の配色を楽しむ、ドッキングワンピース
■爽やかな雰囲気が持ち味、ダンガリーワンピーストップスとスカートをコーディネートしたように見える、ドッキングワンピース。ウエスト周りがもたつかないので、夏のおしゃれを快適にしてくれる優れものです。
キュッと結んだウエストリボンが、着こなしにほどよいアクセントを添えるオーガニックダンガリーワンピース。大人爽やかなストライプ柄も、白は爽やかに、ネイビーは落ち着いた雰囲気に、それぞれの異なるイメージを楽しんでみてはいかがでしょうか。
■女性らしさを引き立てる、フィット&フレア
フィット&フレアなシルエットは、立体的なスタイルを作り出し、女性らしさを引きたてます。上身頃は綿100%、スカート部分は、ポリエステルに チュールを重ねたデザイン。白×黒の配色は、落ち着いた雰囲気。ボーダー柄×白は、カジュアルに。色柄の違いで、印象ががらりと変わります。
■異素材ミックスが新鮮な、ドッキングワンピース
シンプルなノースリーブトップスと、優しく透けるオーガンジースカートをドッキングしたワンピース。白×カーキは個性的ですが、グレー×白はシンプルベーシック。どちらも無地なので、小物づかいで雰囲気ががらりとかわりそうです。
次は、今シーズン人気の配色をご紹介します!