Windows Phoneとは
まず、「Windows Phone」とは何でしょうか。言葉通り、Windows OSがそのまま動くスマートフォンかというと、そうではありません。Windows 8のモダンスタイルの元になったUIを持つ、スマートフォン専用のOSとなっています。Windows 8のアプリとは互換性はありません。しかし、Windows 10からは、PC用のOSとスマートフォン用のOSが統合されるため、アプリの互換性が期待されています。モダンスタイルでは、アプリのアイコンは「ライブタイル」というスタイルで提供されており、アイコンに情報が表示されます。アプリのアイコンがウィジェットになったようなイメージです。スタート画面に設置したライブタイルから、情報が続々とプッシュされてきます。
Windows Phoneは他のスマートフォンと同じように、ストアからアプリの導入が可能です。アプリの数は少ないものの、メジャー系のアプリはほぼ用意されているため、日常ユースでは十分に活用できます。
Windows Phoneの特徴として、「ハブ」という機能があります。Peopleハブでは、Twitter、Facebook、LinkedInをシームレスに利用することができます。つまり、ある個人の複数SNSでの発言を、一つの画面にてチェックすることができるということです。
また、マイクロソフト純正のOSということで、Officeとの連携も強化されています。クラウド「OneDrive」に保存された文書をパソコンと共有することができます。
MADOSMA写真レビュー
MADOSMAはOSとして、Windows Phone 8.1 updateを搭載しています。CPUはクアッドコア1.2Ghz、ディスプレイは約5インチ(1280x720)、4G LTEネットワーク対応(BAND 1, 3, 19)、重量125g。SIMは、microSIMカードで、SIMフリー端末となっています。スマートフォンとして、使いやすいサイズとスピードです。
SIMカードの設定例
MADOSMAは、SIMフリー端末のため、SIMカードはユーザーが用意する必要があります。NTTドコモの回線を使ったMVNOサービスであれば、問題なく利用ができます。下の画像では、OCNモバイルONEの設定例です。APN情報がプリセットされていたため、OCNモバイルONEを選択すれば、すぐに通信ができました。アプリの紹介
アプリは、ストアからインストール可能ですが、プリインストールでも多数のアプリが用意されています。MADOSMAは、スマートフォンとして十分な機能を持っています。今後のWindows 10へのアップデートはアナウンスはされていませんが、Windows 10は幅広い機種にアップデート予定となっているため、期待できます。Windows 10によるパソコンとスマートフォンのアプリの共有ができるようになると、さらにWindows Phoneの活用の幅が広がると思われます。今後が楽しみな端末です。