2014-15シーズンが間もなく正式に終わろうとしている。

新シーズンが毎年7月1日にスタートするフィギュアスケート界は今、ひとつのシーズンが終わり、新年度が始まろうとする時期を迎えています。

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とはいっても実際は、シーズンの終わりも始まりも、選手それぞれによって少しずつ違っているもの。各自、シーズン最後の試合で、シーズンが終わるイメージです。日本のトップ選手だと、羽生結弦選手、無良崇人選手、宮原知子選手、村上佳菜子選手らは、4月半ばの国別対抗戦でシーズンが終わったし、小塚崇彦選手や本郷理華選手らにとっては、3月下旬の世界選手権がシーズン最後の試合でした。

最後の試合のあとの選手たちは、のんびりと南の島でバカンスを取ったり、ぼんやりと過ごしたり……しているわけではありません。シーズンオフとはいえ、練習を完全に休むのは、数日から1週間くらい。それ以外は、2015-16シーズンのプログラムを作ったり、新しいジャンプの練習を始めたり、スケーティングなどの基本練習やバレエやダンスなど表現面の練習などをしたりと、シーズン中にはできないことにじっくりと取り組んでいます。


続々と新プログラムが発表、お披露目されて

新しいプログラム、ファンも毎年心待ちにしています。ちらほらと聞こえてくる新プログラム情報に、わくわくするのも、今の時期の楽しみ。最初はただ、「あの選手のフリーは○○って曲らしい」といった情報がどこからともなく流れてくるだけなのですが、たったそれだけの情報で、「こんな感じになるのかな」「ああ、あの選手にあの曲はすごく似合ってる気がする」などと自由な発想で思いめぐらせる楽しい妄想の時期、でもあるのです。

すでに新プログラムのいくつかは、6月中旬のドリーム・オン・アイスや5月下旬からのファンタジー・オン・アイスなどで、お披露目されています。

たとえば、羽生選手は、エキシビション『Believe』と新フリー『SEIMEI』の一部を、無良選手は新ショートプログラム『黒い瞳』、宇野昌磨選手は新ショートプログラムの『Legends』とフリーの『トゥーランドット』の一部、村上大介選手は新ショートプログラムの『Bring Him Back』、宮原選手は新エキシビション『Pennies from Heaven』、本郷選手は新ショートプログラム『Incantation』……と、ここに列挙しきれませんが、多くの選手たちが新プログラムを披露し、ファンを喜ばせました。