ネットオークション/オークションに出品する

クレームなしの出品テク。気づかない「匂い」に注意

匂いに関するクレームを受けたことがあります。私の実体験をもとにして、クレームを受けない出品のテク、今回は「匂い」を紹介します

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

匂いが原因で返品

タンスにしないっぱなしの衣類には、特有の匂いがつくもの。なので要注意

タンスにしないっぱなしの衣類には、特有の匂いがつくもの。なので要注意

ネットオークションに商品を出品するとき、傷や汚れは明記しましょうと書いてきましたが、ここにきてもうひとつ気になることがでてきました。とくにずっとしまいっぱなしにしていた不用品のときには要注意。それが何かというと「匂い」です。

実際に私が経験したことですが、匂いによるクレームを受けました。私が出品したのは衣類です。しばらくタンスの中にしまってあったものなので、多少なり防虫剤のような匂いはしました。でも、私としてはそれほど気になるものではないと判断。(今考えれば、甘い判断でした)そのまま出品して無事に落札され、商品を送りました。そして2、3日たったときにクレームがきたというわけです。

「すごく強い匂いがするので返品したい」という内容でした。基本的には返品不可として出品しているのですが、ここでもめるのも嫌なので、返品に応じました。戻ってきた衣類は、落札者が一度洗濯したので肝心の匂いについてはわかりません。でも、あらためて匂いについて考えるきっかけになったのは言うまでもありません。


商品説明に明記してトラブルを防ぐ

匂いなど感覚的な部分は個人差があるので、どう感じるかは人それぞれです。なので、出品者からするとさほど匂わないと思っても、落札者にとっては非常に匂うとなることもあります。なので、どんなものであっても、しばらく使っていない場合には、「防虫剤のような匂いがすると感じるかもしれません」と書いておいた方が無難です。加えて「匂いの感じ方には個人差があります」と加えておけばほぼクレームはこないと思います。


たばこやペットにも注意

また家族に喫煙者がいたり、室内でペットを飼っている場合にも匂いには注意しておきましょう。自分ではわからないかもしれませんが、他人からすると案外匂うものです。ペットに関しては、商品に動物の毛がつくこともあります。ペットを飼っていない落札者にとっては、動物の毛は好ましいものではありません。むしろこれがクレームになることも多々あるくらいです。なので、ペットを飼っている人は「室内で犬を飼っています」というように商品説明に書いておくことをオススメします。
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