軽井沢には、おいしい朝食スポットがいっぱい!
数年前からひそかなブームになっている、軽井沢の朝食。その火付け役となったのが、追分にある「キャボット・コーヴ」。本場さながらのエッグベネディクトや、パンケーキがとても美味しく、私もたびたび訪れました。その後、軽井沢では、朝食ブームが沸き起り、朝食を提供する店が増えていきました。今回はその中から、ガイドおすすめの店をいくつかご紹介したいと思います。特に初夏の軽井沢の朝は、ひんやりとした朝の空気が清々しく、まばゆい緑が目に優しく映り、最高に気持ちがいいんです!
ホテルのレストランでブッフェの朝食
まず初めにご紹介するのが、星野エリアにある「ホテルブレストンコート」内のレストラン「ノーワンズレシピ」のフレンチブレックファスト。ブッフェボードに並ぶグラス入りのタパスやデザートの彩りの良さに、一気にテンションが上がります。旬の採れたて野菜やピクルス、焼きたてのパンやデニッシュ、スープやジュースが所狭しと並び、思わずあれもこれも…と、取り過ぎてしまうほど。初夏に訪ねた時は、「ベニマスのエスカベッシュ」や「とうもろこしのムース」「わさびとみょうがのパテ」といった地のものを使った洋風タパスが、とても美味でした。
こちらのメインディッシュとなるのが、信州産そば粉のガレット。フランス北西部・ブルターニュ地方の郷土料理として知られていて、現地ではリンゴのお酒・シードルを組み合わせるのが通。こちらでも東御市で作られている信州産リンゴを使ったシードルが楽しめます。朝から発泡酒でちょっとリンチな気分に!
ガレットの中身は季節替わりですが、夏はたっぷりのトマトやベーコン、ルッコラなどが入り、温泉卵を崩しながらいただくと、まろやかな味わいでした。
これだけいただくとお腹が一杯になりますが、デザートはもちろん別腹。この日のブッフェボードには、「ブルーベリーのフロマージュタルト」「杏のムース アーモンド風味」など、小さな器に盛られたデザートが5種類ほどずらり。コーヒーとともにいただきました。
窓の外では、緑の中にヤマボウシの白い花が美しく咲き誇り、初夏の訪れを伝えています。たっぷり時間をかけていただく優雅な朝食タイム。旅先の朝を贅沢に過ごすのって、いいものですね!
こちらは外来利用のみも可能とあって、別荘に泊まって朝食だけのために訪れる方も多いそうですよ。
ホテルブレストンコート「ノーワンズレシピ」
住所:長野県北佐久郡軽井沢町星野 ホテルブレストンコート内
TEL:0267-46-6200
営業時間:7:00~9:30LO
定休日:無休
料金:大人3200円(税別・サービス料別)
次は、朝食のおいしい、とっておきのカフェを2軒ご紹介します。