無料ウイルス対策ソフトの問題点
パソコンの使い方は多様化しています。ネットショッピングやSNSでの交流、ゲーム、動画、etc。そしてウイルス事故も多様化して複雑化しています。そこでウイルス対策製品も“ウイルスを検出して駆除する”だけの機能ではなく、プラスの付加機能を付けた総合ウイルス対策ソフトとして販売されています。
例えば、SNSで広がるウイルスをブロックしたり、ネット銀行ウイルスの活動をブロックするなど、いろいろと付加機能が備わっています。
そのような背景とは異なり、無料ウイルス対策ソフトは“ウイルスを検出して駆除する”だけの機能しかありません。
ポイントはウイルス対策を構築できるかどうか
パソコンの使い方によっては“ウイルスを検出して駆除する”だけの機能でも十分ですし、セキュリティをプラスするフリーソフトを組み合わせて使えば、有料ウイルス対策ソフトに負けない、十分なウイルス対策ができます。たとえば、EMETやnoscriptといった、ウイルスをやっつけるのではなく“ウイルスを侵入させない”というセキュリティ機能のフリーソフトもあります。
セキュリティをプラスするフリーソフトはいろいろとありますので、自分のパソコンの使い方に合わせてウイルス対策を構築できれば、無料のウイルス対策ソフトも有効です。
なお、“Avast Free Antivirus”、“Avira Free Antivirus”も総合ウイルス対策ソフトとして販売されています。“ウイルスを検出して駆除する”だけの限定的な機能であれば無料で使えるという“有料よりもランクが下がる”話しだったりします。
なので、ウイルスに遭遇しないからなどの理由で無料製品に乗り換えてしまうのは、効果のないウイルス対策になってしまいキケンです。
ちなみに、無料のウイルス対策ソフトに乗り換えなくても、有料のウイルス対策ソフトを無料で使い続けるという方法もあります!