日本の四季折々の食材を用いて
その国ならではの環境を尊重し、伝統文化を継承するのがアマン流。ホテルの内装には石や和紙が採り入れられており、カフェで用いられる食材にも和の要素が光ります。
その一例が信州の蔵元「真澄」がつくるアマンオリジナルの日本酒。
「すっと入ってくるきれいな味わい、フルーティーな香りで、日本酒を飲み慣れない女性や海外からのお客さま、最初の一杯はビールやスパークリングワインという方にもお楽しみいただけると思います」と山森さん。お猪口ではなく、ワイングラスで優雅にサーブされます。
「総支配人ジェフリー F.スワードがこの蔵元のお酒を飲んでインスパイアされ、脈々と受け継がれてきた伝統や、手作りの良さを保ちながら酒造りをする姿勢がアマンのフィロソフィーと合致したためにコラボレーションをお願いしました」
コストパフォーマンスの高いランチセット
メニューで特筆すべきは、コーヒーまたは紅茶付きランチセット3種類のリーズナブルさ。千円台、二千円台、三千円台という利用しやすい価格設定で、まさにアマン入門コース。14:30からのティータイムには、木箱にスイーツやチョコレート、セイボリーやスープの入った「アフタヌーンティーボックス」が登場します。食事メニューの中から、おすすめの2皿をご紹介しましょう。次ページでどうぞ。