頑張りどころ「養生」のポイントとコツ
- 天井部分にはマスキングテープを「ダブル貼り」する
- 塗りたくない側の壁のマスキングテープも「ダブル張り」する
- コンセントや、電源のカバー等は90°に立てて囲む
- 床との接点にある幅木の小口(厚み部分)にマスキングテープを貼りる。そのマスキングテープに、さらにマスカー(養生テープにビニールがついているもの)を貼る。マスカーのビニール部分を広げる。
- 濡れぞうきんを用意する。(着古したTシャツをカットして、都度新しくするのもおすすめです)
- 高い所い場所にマスキングテープを貼る際、横に移動する時にマスキングテープを延ばして下に垂らしておいてからハシゴを横移動すると効率がいいです。
コンセントやスイッチカバーの周りはマスキングテープをグルリと貼ります/写真提供:カラーワークス
床と壁のつなぎ目にある幅木の厚み部分にマスキングテープを貼る/写真提供:カラーワークス
マスカーのビニールを延ばして、ペンキのハネから床をカバー/写真提供:カラーワークス
高い所のマスキングテープを貼る時に知っておくと便利です
塗り方のコツ
まず始めに、インテリアペイント用のペンキは、どうやって塗っても2度塗りさえすれば綺麗に仕上がるようには出来ています。なので安心してお子様や「やってみたい」というご友人とワイワイ楽しみながら塗る事をお勧めします。とはいえ、綺麗に手早く仕上げるコツは下記の3点- エッジを一度塗りでは刷毛で、二度塗りではローラーで仕上げる
- ペイントをこまめにローラーにつける
- N字を描くように大胆にローラーを動かす
エッジを刷毛で決めておいて、仕上げはローラーで決めると均一な仕上がりに/写真提供:カラーワークス
N字を描くように大きく肩を動かすと変化が一目瞭然、やる気が続きます/写真提供:カラーワークス
一度塗りを乾かす時間は、晴れていれば一時間ちょっとで二度塗りを始めることが出来ます。目安としては、指でそっとさわってくっついてこない程度に乾いていれば大丈夫です。また、二度塗りが終わったらペンキが乾かないうちに養生を剥がしましょう。乾いてから剥がすと、端っこが養生と一緒に剥がれてしまう事があります。
片付け
水洗いで大丈夫です。新聞紙にコロコロと残っているペイントを拭き取らせて、お湯で洗い、自然乾燥させます。取り外せるバケツの中容器も水洗いで何度でも使えます。余分なペンキをとったら、水洗い/写真提供:カラーワークス
水洗いしたら、しっかりと乾かします/写真提供:カラーワークス
家具やインテリアアートを再配置
壁に色がついた事で、今までのものがグッと前にでて存在感を増すような、お気に入りのものが映えるようになります。塗装壁の質感は特別です。また白い壁の時には意識していなかった白い家具やインテリアグッズも積極的な色として見えてくるから不思議です。黄色の壁にしたことで、白い花や白いキャンバス地もグッと前に出て色に積極的な「白」となります。
いかがでしたか?半日のペイントで劇的にインテリアが変わるのを体験すると、気分で塗り替えたくなるかもしれません。それぐらい、実はインテリアは身近なものなのです。次回は、壁紙の上から貼ってはがす事も出来る輸入壁紙のご紹介もします。