壁紙の上からのペイントは半日を目安に段取り
例えば6畳の広い方の壁一面程度でなら、インテリアペイントに適した塗料を選んで、天気のいい日に塗れば、実は半日で一人でも塗り替えることができます。ペンキ缶をあける時のワクワク感が一番大事なポイントです。
塗る前に必要な準備は?
全工程は「壁は白じゃなくてもいいのかも-セルフペイント1」でご紹介してます。その中で一番重要な〈家族みんなが納得する色の選び方〉は、前回の記事「壁の色の選び方4ステップ-セルフペイント2」でご紹介してます。ここまでで、「壁に塗る色」が決まり、あとは、艶を決めて必要量のペイント・道具を購入すると準備完了です。「艶」の種類は、インテリアに向いているものを、各メーカーに問い合わせるのが一番確実です。私がよく使うカラーワークス社のオリジナルペイントブランド「HIP(ヒップ)」の場合は、「エッグシェル」という艶が万能なのでおすすめです。
ペイントと道具の必要量は、次のように見積もると良いでしょう。
・壁の面積を測り、必要量のペンキを手に入れる。
「一缶でどれぐらいの面積が塗装可能か」表示を確認して、必要量を発注します。
・塗る人数分の道具を揃える。
広くても、1面に2~3人が限度です。 沢山の希望者がいる場合は交代で。
養生8割、塗装1割、片付け1割
養生というのは「塗りたいところと、塗りたくない所の境界線を作る」作業のことです。 塗る前のこの段階での頑張りが、塗るときの楽しさや、仕上がりの美しさに直接響いてきます。塗る場所と、塗りたくない境目にマスキングテープを貼って行く作業が一番の山場です