高速CPUが実現するリアルタイムHDRで見たまま撮れる
ひと目で「これまでのスマートフォンとはちょっと違うな」と思わせる、デザイン性の高い「Galaxy S6 edge」ですが、すごいのは見た目だけではありません。たとえばCPUにはサムスン製のオクタコアチップが採用されているのですが、このチップはものすごく処理能力が高く、おかげであらゆる操作がストレスなくできます。高画質なゲームなどもサクサク動くのはもちろんですが、たとえばカメラ。高い処理能力を活かした「リアルタイムHDR」が採用されています。HDRというのは、写真の黒つぶれや白飛びをなくすために明るさの異なる写真を複数枚撮って、それを1枚の写真に合成する技術です。リアルタイムHDRはその合成を「リアルタイム」にやる。つまりカメラを起動して表示されたモニターがすでに、HDR合成されているということ。「Galaxy S6 edge」ではなんと、明るさが異なる4つの映像を合成して表示しているそうです。HDR撮影は通常、撮ったあとに合成が行われますが、リアルタイムHDRではモニターで見たままの写真が撮れます。「Galaxy S6 edge」ではこのリアルタイムHDRがメインカメラだけでなく、自分撮り用のフロントカメラにも採用されています。
暗い室内が明るく映っていることからわかるように、このモニターがすでに合成された映像になっていて、見たままのきれいな写真を撮ることができます。
「Galaxy S6 edge」のカメラにはこのほか、F値1.9の明るいレンズや光学式+電子式のダブル手ブレ補正機能などが搭載されていて、スマートフォンの中でも一際きれいな写真が撮れる機種のひとつと言えるでしょう。動画は4Kにも対応。画素数は約1600万画素で、スローモーションや360度撮影、あとからピントを変えられるなど、おもしろい写真が撮れる撮影モードもいろいろと用意されています。
またカメラの起動がとても速く、撮りたいと思ったらホームボタンを2度押しするだけ。さらに自分撮りの機能もいろいろと強化されていて、フロントカメラが約500万画素と高画質&広角なのに加え、フロントカメラでもパノラマ撮影が可能。手のひらを見せる動作や声でシャッターを切ることもできます。自分撮りをするときに腕を伸ばした状態でシャッターボタンを押すのは案外大変なので、これもうれしい機能ですね。