個人信用情報機関とは
個人信用情報機関ってご存じですか? クレジットカードを申し込むときには規約に同意する必要があります。紙での申込の場合は、小さい文字でびっしりと書かれているため、読んでいない方も多いかもしれません。そこには、以下のように書かれています。クレジットカードを申し込むときには、個人情報信用機関、すなわちCICやJICCの情報を利用・登録します、と言う事が書かれているということです。この個人情報信用機関の情報は、クレジットカードだけでなく、各種ローン、日本学生支援機構の奨学金にも利用・登録され、情報が共有されるということです。個人信用情報機関(個人の支払い能力に関する情報の収集および加盟会員に対する当該情報の提供を業とする者)への登録・利用
クレジットカードの審査が通らない、住宅ローンの審査が通らない、と言う場合は個人情報信用機関に登録されている情報に問題がある可能性があります。以下の内容をチェックしてください。
6カ月間のクレジットカード等の申込情報
信用情報機関には過去6カ月間に申し込んだクレジットカードなどの情報が掲載されています。この6カ月間の情報が多ければ多いほど、審査落ちする可能性が高くなります。クレジットカードのショッピング枠の現金化を考えているんじゃないだろうか? キャッシングで別の返済に当てるのではないだろうか? とカード会社は考えます。最近ではインターネットでクレジットカードの申込ができますが、自動審査があるカード会社もあります。インターネットで申請のあった情報から、信用情報機関の情報の登録情報を自動取得します。申込情報が○件以上あるので審査落ち、審査落ちメールの送信、と言う流れになっている場合は、数週間後に申し込んでも同じタイミングで落選通知が来るでしょう。
相手はコンピューターですので、申込時間を変えるなどをしても意味がありません。審査落ちが続く場合は、申込情報が保存される6カ月を超えてから申し込むのがコツです。
2年間の利用履歴
個人情報信用機関のCICの情報の場合、延滞せずに支払っていれば毎月「$」マークが付きます。一方、延滞した場合は「A」マークが付きます。クレジットカードの引き落とし日に、銀行口座に引き落とし額以上の金額が入っていなければ引き落としできずに延滞となります。ただし、カード会社によっては数日後にリトライしてくれる場合もあります。そこで引落しができれば延滞になりません。しかし、リトライしてくれる会社はそれほど多くはありませんので、銀行口座にお金が入っていなく、引き落としができなかったとわかった場合は、直ぐにカード会社に連絡しましょう。
カード会社が延滞を確認してから個人情報信用機関に情報を登録するまで20日程度のタイムラグがあります。そのため、その間にカード会社から指定された方法で支払うことができれば延滞マークの「A」がつくことはありません。
もし、延滞履歴が付いた場合は、クレジットカードを解約するのではなく、カードを利用して、延滞しないように心がけてください。入金状況については過去2年間の情報が載りますが、毎月利用することで2年前の情報を押し出すことが可能となります。逆にカードを解約すると解約日から5年間情報が残ることになります。カードを解約すると、2年で押し出せる情報を5年間消えない情報にしてしまうことになるのです。5年間クレジットカードや、各種ローンの審査が通りにくくなってしまいます。
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