気になる日経平均株価の動向
日経平均株価は2015年4月22日、終値で2万円台を維持して取引を終え、23日にはさらに高値を更新しています。株式市場の上昇とともに、連日大手銀行株の株価も高値を更新しています。日経平均株価の動向はもちろんのこと、大手銀行株の動向も気になる人も多いかもしれません。株価チャートで現状を確認
まずは日経平均株価の半年間の株価チャートを見てみましょう。ここ数カ月、特に大きく下落することなく、じわじわと株価が上昇していることがわかりますね。
次に、大手銀行株の一つである三菱UFJフィナンシャルグループ<8306>の半年間の株価チャートを見てみましょう。
ほぼ日経平均株価と同じ値動きをしていることがわかりますね。
日経平均株価に連動しやすい銘柄とは
私がよく使う株価指数である「日経平均株価」は、日本経済新聞社が発表する株価指数になります。東証1部上場銘柄のうち代表的な225銘柄を元に計算されていて、定期的に組み入れ銘柄の見直しが行われています。なお、市況変動以外の要因を除去して指数値の連続性を保つようにされています。日経平均株価の構成銘柄については、「日経平均プロファイル」で確認することができます。
「日経平均株価15年ぶりの高値2万円」という数字を聞くたびに、日経平均株価みたいに値上がりする株を持っていないと思われている人も多いかもしれません。とりわけ個人投資家に人気の新興市場や中小型株を保有していては、銘柄によってはほとんど上昇していないということもあるでしょう。
ですが、ご紹介した三菱UFJフィナンシャルグループ<8306>の株価チャートを見る限り、日経平均株価の最近の上昇に連動していると言っても過言ではありません。つまり、株価指数が大きく上昇する局面では、指数に値動きが連動しやすい銘柄を保有していなければ、日経平均株価と同程度のパフォーマンスを上げることは難しいと言えるのです。
日経平均株価が今後どのような値動きになるのかはわかりませんが、日経平均株価と同程度のパフォーマンスを上げようと考えるのであれば、そうした銘柄を取引するというのも選択肢の一つとして考えられるかもしれませんね。
※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。
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