モバイル フレンドリーなウェブサイト
2015年2月下旬、Googleによるとても大きな発表がありました。2015年4月21日より、「ウェブサイトがモバイル フレンドリーかどうかをランキング要素として使用し始める」という内容です。
この発表により、既存サイトにおいても、モバイルで不自由なく閲覧できるサイト(モバイルフレンドリー)へ変更させることが、急務となっています。
またPCサイトと同様に、SEO対策として重要となるのが表示速度の改善です。いかにして読み込み時間を短縮させるかを制作の中で考えなければならず、今後のアルゴリズムの中でも、大きな比率となりつつあるようです。そのためにおススメするのが、CSS3の機能を活用することです。
CSS3とは
まずはCSSについて、ご説明します。CSSとは、ページの見栄え(デザイン)を定義するための言語として、現在殆どのサイトで使用されており、スタイルシートとも呼ばれます。そして、その最新版が「CSS3」であり、際立って便利な機能が満載となっています。特に、スマホ対応が求められている現在、Googleが推奨するレスポンシブWebデザインを採用するためには、このCSS3の機能を用いなければいけません。
なお、CSS3は、HTML5とセットでの使用ではなく、HTML4.01等でも用いることができます。
※未だHTML5の仕様でない既存サイトの場合は、4月21日に向けて、取り急ぎCSSだけ書き換えて、レスポンシブに変更するのもおすすめです。HTMLとCSSが別ファイルならば、変更はほぼCSSのみで行うこともできます。
次のページからは具体的にCSS3を利用してできることを案内していきます。