亀山早苗の恋愛コラム/亀山早苗の恋愛情報

長い春は破局を招くのか

長きに渡り交際を続けていた、滝川クリステルさんと小澤征悦さんが、その恋愛に終止符を打ったと報道されている。もちろん、ふたりの破局の理由は、他人にはわからない。だか、昔から「長い春」はうまくいかないと言われている。それは果たして…。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

恋愛ガイド

  • Comment Page Icon
 フリーアナウンサーの滝川クリステルさん(37歳)と、俳優の小澤征悦さん(40歳)が、5年以上にわたる恋愛に終止符を打ったと報道されている。互いの結婚願望の時期にすれ違いがあったとか、多忙で一緒にいられる時間が少なくなったとか……。

いつか散りゆく関係か

いつか散りゆく関係か

破局の理由など、他人にはわからないものだが、昔から「長い春」はうまくいかないと言われてはいる。

意外と長い平均交際期間

2010年の第14回出生動向基本調査(国立社会保障・人口問題研究所)によると、恋愛結婚の平均交際期間は4.4年。意外と、長くつきあってから結婚するカップルが多いようだ。
1987年の第9回調査では、3.1年だったことを考えると、恋愛結婚においては交際期間が1年以上延びていることがわかる。

つまりは、結婚という決断を先送りするふたりが多くなっているということだろう。

実際、周りにも5年、7年とつきあっているカップルは少なくない。

「わかります。わたしも学生時代からつきあい始めた彼と、もう7年を越えました。就職して2年くらいたったところで結婚を意識したんだけど、『まだしたくない』と彼に言われて。その後、私も仕事がおもしろくなってきて、もはやふたりの間で結婚話は出ません。この先、どうなるのかなと思うことはあるけど、まだ焦らなくてもいいか、と。すべて先送りです。結婚するきっかけがなくなっていますしね」

ヒロミさん(28歳)はそう言って笑う。近所のマンションで、それぞれひとり暮らし。どちらかがマンション賃貸を更新するたび、一緒に住もうかと話はするが、この状態のほうが居心地がいいという結論になるという。

長くつきあっていると、それぞれの仕事の状況にも変化がある。それによって心理状態も変わってくる。特に女性が仕事にのめりこむと、「結婚なんてめんどうだ」と思うようになりがちだ。

結婚すると、家事や両家のつきあいなど、どうしても女性に負担がかかるのは目に見えている。完全に分担するのはむずかしい。それだったら、ひとりで気楽に暮らして恋愛関係を維持しているほうがずっとラクだと女性は思う。

>>「長い春」がもたらす男女関係への影響は…?
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます