4月株式市場の傾向(日経225銘柄)

4月相場は、3月決算企業にとって新たな会計年度を迎えることから「新年度相場」と呼ばれています。また、企業や機関投資家が、3月の年度末にかけて決算対策として売り出していた株式を買い戻す傾向があることから「4月効果」とも呼ばれ、株価上昇しやすいといわれています。今回は4月相場の中でも、例年株価が軟調に推移する傾向にある銘柄をご紹介したいと思います。

例年、株価が下がりやすい傾向にある銘柄をご紹介する前に、4月の日経平均採用銘柄(225銘柄)について過去のデータを用いて検証していきます。3月末に日経平均採用銘柄を購入し、4月末に売却した場合の成績は以下の通りです。

【検証結果】

システムトレードの達人

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勝率: 53.84 %
勝ち数: 2,648 回
負け数: 2,270 回
引き分け数: 76 回

平均損益(円): 3,118 円  平均損益(率): 1.56 %
平均利益(円): 15,764 円  平均利益(率): 7.88 %
平均損失(円): -11,529 円  平均損失(率): -5.76 %

合計損益(円): 15,572,815 円  合計損益(率): 7,786.49 %
合計利益(円): 41,742,631 円  合計利益(率): 20,871.95 %
合計損失(円): -26,169,816 円  合計損失(率): -13,085.47 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 1.595
平均保持日数: 27.25 日

以上が、4月株式市場の傾向(日経225銘柄)の検証結果です。検証結果を見てみると、勝率は53.84%、平均損益は1.56%です。勝率が高く、平均損益も大きなプラスとなっていることから、4月の日経平均採用銘柄は、上がりやすい傾向があると言えるでしょう。

なお、全銘柄を対象とした検証は、「4月株式市場の傾向は?」で取り上げていますので、こちらもあわせてご覧ください。全銘柄を対象とした検証では、「勝率52.71%、平均損益2.38%」です。また、下記の表は東証の株式市場別に、同様の検証をした結果をまとめた表です。是非、こちらもご参考にしてください。

システムトレードの達人より作成

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今回の検証では、日経平均採用銘柄(225銘柄)は、4月相場では上がりやすい傾向があることが確認できました。では、例年、4月相場で株価が下がりやすい傾向にある銘柄をご紹介したいと思います。

4月低成績ランキング

システムトレードの達人

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上記の表は、先ほどの日経平均採用銘柄(225銘柄)を対象とした検証において、勝率が低い銘柄ランキングです。今回は、勝率が45%以下の銘柄をご紹介しています。低成績ランキングの上位銘柄を確認すると、

<9001>東武鉄道【勝率28%】
<9007>小田急電鉄【勝率32%】
<9009>京成電鉄【勝率36%】

といった銘柄があげられます。上記3銘柄は「鉄道関連銘柄」です。これらの銘柄は、好調な4月相場でも軟調に推移する傾向があり、4月にトレードを行う場合には注意が必要でしょう。業種や個別銘柄は、月によって、株価が上がりやすい月と、下がりやすい月があります。今回のように簡単な検証をすることで、4月の投資戦略を考える上での、有効な判断材料の1つになることでしょう。なお、4月は株式市場全体が好調に推移しやすい傾向がある中で、過去の勝率が低い銘柄をトレードするよりは、成績が良好な銘柄をトレードした方が、よりリスクを抑えるできることでしょう。

これらの数字は、あくまでも過去の検証結果ですので、これから先の未来でも同様の結果になる保証はありません。しかしながら、統計的な背景がある数字は、安心してトレードに臨むことができる心強い味方となってくれるでしょう。みなさんも投資する際には是非一度検証してみて下さいね。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。