子どもの教育費が心配、仕事もハローワークで悩む日々
子どものお金や仕事に不安が……
■相談者
星ママさん(仮名)
女性/43歳/会社員
大阪府/賃貸住宅
■家族構成
子ども(7歳/小学1年)
■相談内容
シングルマザーです。小学1年生の子どもと二人暮らしです。手取り収入は少なく、賞与もありませんが、児童扶養手当と公営住宅のため安い家賃で、貯蓄に励んできました。ただ、今の勤務先に勤め続けることに不安を感じていますが、なかなか行動できていません。また、将来に備え、年間30万円くらい運用も考えています。教育費の準備と合わせて、アドバイスをお願いします。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)節約と生活について
ほとんど外食はしない(年5回程度)。食材は基本的にスーパーのお買い得品で調理に工夫する。エアコンはなく、テレビはほとんど見ない。また、地域住民がいろいろ助けてもらう毎日とのことで、その点ではとても生活しやすい環境にある。
(2)投資について
現在保有しているのは、20代のときに買ったマクドナルド100株。今はインフレ対策として外貨や株式投資、それと毎月分配型の投資信託に興味あり。また、優待券で楽しめるので外食産業の株式保有もいいと考えている。
(3)教育資金について
大学資金として500万円程度を目標に貯蓄している。それで足りなければ奨学金を利用してもらうことも考えている。
(4)現在の職場
勤務先は地方の自動車部品や住宅設備部品を扱うメーカー。勤務して7年目。担当は中国人従業員の通訳担当および総務担当(留学経験があるため)。しかし、実際は40名ほどの中国人従業員の管理や指導を会社から言われ、24時間休まる暇がない。ストレスがひどくなり、最近も体調を崩し気味。配置転換を会社に頼んだが、部署が変わっても中国人スタッフの管理を担当してもらうことには変わりがないと言われた。また、この業界は競争が激しく、同社の業績が厳しい状況。
(5)転職と今後
転職として数年前から検討。資格はTECC(中国語コミュニケーション能力試験)上級、TOEICは710点。有利になるはずと通関士資格(前々から興味が合った)の勉強もしたが、結局、仕事と家庭で精一杯の中、思うように勉強もできず、通関士資格に一昨年チャレンジしたものの、不合格。ハローワークへも出向くが、今は目標が見つけられない状態。
■FP平野泰嗣の3つのアドバイス
アドバイス1:低解約型の定期保険で学費の準備と保障を
アドバイス2:毎月分配型の投資信託は資産の目減りに注意
アドバイス3:転職は今の実務経験を活かすべき
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