国産車/おすすめの国産車

今どきのキャンピングカー事情を探る 注目モデルは?(3ページ目)

ブームから定着へ。キャンピングカーを道の駅やサービスエリアなどでよく見かけるようになったのは、さまざまなサイズや価格帯など、多彩なモデルが登場することでユーザーの年齢層などが幅広くなっているためで着実に裾野が広がっている。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

軽キャンパーに変化

軽自動車ベースのキャンピングカー・軽キャンパーは1~2人の旅、車中泊の相棒として人気だが、以前からの軽商用バンをベースにしたモデルに加えて、乗用軽自動車ベースも着実に増えている。

キャンピングカー

Stage21の「リゾートデュオバンビーノ」。軽8ナンバー登録で、価格は199万円~


そうはいっても主流なのは軽バンを仕立てたモデルで、Stage21の「リゾートデュオバンビーノ」は、スズキ・キャリイ、マツダ・スクラムトラック、日産NTクリッパートラックなどOEM車を含めた選択肢からベース車を選べる。

シンクやシャワー、カーテン、サブバッテリー、ベッド、収納庫など充実の標準装備に加えて、ルーフが持ち上がるポップアップルーフにより軽キャンパーでも大人2人、子ども2人など最大4人までの旅に対応している。

もちろん夫婦やペット連れでゆったり使ってもいいし、軽自動車サイズだから狭い道でも取り回ししやすいメリットもある。

乗用軽自動車ベースのキャンピングカーも人気に

キャンピングカー

こちらはオートワンの「ホリデー」。やや全高は低めだが室内長に余裕のあるハスラーならでは。価格は169万4520円~ http://www.autoone.co.jp/


乗用軽自動車ベースで、山梨県のM.Y.Sミスティックが仕立てたダイハツ・ウェイク・ベースの「レジスト」や神奈川県のオートワンが架装したスズキ・ハスラーをベースとした「ホリデー」など多彩なモデルが展示されていた。

キャンピングカー

こちらはM.Y.Sミスティックが仕立てたばかりのニューモデル「レジスト」。展示車両の価格は237万5000円(税抜き) http://www.mystic.ne.jp/


両モデルともに2人就寝だが、「レジスト」はキャンピングカーでお馴染みの「REVOシート」を採用し、大人2人が無理なく横になれるのが特徴だ。「ホリデー」はオプションで給排水タンクやシャワー、カセットコンロ、ポータブルトイレなども選択でき、使い方に応じて装備を選択できる。


漠然とキャンピングカーに憧れを抱いている人もいるだろうが、全国各地で開催されているキャンピングカーショーに出向いて多彩なモデルに触れれば、こんな使い方をしたい、こんなモデルが欲しいとより具体的になるはずだ。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます