軽キャンパーに変化
軽自動車ベースのキャンピングカー・軽キャンパーは1~2人の旅、車中泊の相棒として人気だが、以前からの軽商用バンをベースにしたモデルに加えて、乗用軽自動車ベースも着実に増えている。そうはいっても主流なのは軽バンを仕立てたモデルで、Stage21の「リゾートデュオバンビーノ」は、スズキ・キャリイ、マツダ・スクラムトラック、日産NTクリッパートラックなどOEM車を含めた選択肢からベース車を選べる。
シンクやシャワー、カーテン、サブバッテリー、ベッド、収納庫など充実の標準装備に加えて、ルーフが持ち上がるポップアップルーフにより軽キャンパーでも大人2人、子ども2人など最大4人までの旅に対応している。
もちろん夫婦やペット連れでゆったり使ってもいいし、軽自動車サイズだから狭い道でも取り回ししやすいメリットもある。
乗用軽自動車ベースのキャンピングカーも人気に
乗用軽自動車ベースで、山梨県のM.Y.Sミスティックが仕立てたダイハツ・ウェイク・ベースの「レジスト」や神奈川県のオートワンが架装したスズキ・ハスラーをベースとした「ホリデー」など多彩なモデルが展示されていた。
両モデルともに2人就寝だが、「レジスト」はキャンピングカーでお馴染みの「REVOシート」を採用し、大人2人が無理なく横になれるのが特徴だ。「ホリデー」はオプションで給排水タンクやシャワー、カセットコンロ、ポータブルトイレなども選択でき、使い方に応じて装備を選択できる。
漠然とキャンピングカーに憧れを抱いている人もいるだろうが、全国各地で開催されているキャンピングカーショーに出向いて多彩なモデルに触れれば、こんな使い方をしたい、こんなモデルが欲しいとより具体的になるはずだ。