大切なのは距離とプライバシー
また、非常に面白いのは同棲時の間取りに関するアンケート結果。「結婚に至ったカップル」の43.2%は2K~2LDK暮らし。ワンルームで暮らしていたのは15.7%だけでした。それに対して、「結婚に至らなかったカップル」のうちの31.1%がワンルームでの同棲だったようです。彼の部屋に転がり込む前に、まず部屋の大きさをチェック! それぞれのプライベートスペースがあったほうが長続きするようです
また、「結婚に至ったカップル」も、期間やルールを決めるなどすることを前提に、同棲をお勧めしている人が多いようです。
実際、同棲を始めると、お互いの生活習慣の違いって大きくて驚きます。つきあってみるまで知らなかった彼の一面も、つきあうことで見えてきますし、一緒に暮らしてみると、更なる新たな違和感が生まれるものです。
筆者が以前に関わった「結婚してびっくりした彼の生活習慣」に関するリサーチでは、
・湯船に浸かりながらの歯磨きはやめて
・湯船で身体をかきむしるクセがある
・洗濯物の畳み方や洗い物のルールが違う
・タオルを取り替えるタイミングが違う
・帰宅後や食事の前に手を洗わない
・料理の味つけや出汁の取り方の違い
などリアルな様子が挙げられていました。
ちなみに筆者は、一度目の結婚は同棲はせず、二度目の結婚では、同棲期間を経て結婚しています。前夫は、私の前の彼女と同棲経験があり、今の夫にも、何年も前に同棲経験があったようですが、結婚には至っていません。
どちらかひとりが結婚したくて同棲するのと、二人で結婚を意識して同棲するのとでも違うようです。「同棲」をきっかけに結婚に持ち込むという荒技は通用しない、とも言えるかもしれませんね。
最後に、前出のアンケートより、同棲した先輩たちのアドバイスを3つご紹介します。
「2人で一緒に生活する上でのルールをしっかり決めておくべき。 金銭面は特にストレスになりやすい」
「家事等頑張りすぎると疲れたり不満がでることもあると思うので気負い過ぎずにすると長続きすると思います」
「少しでも合わないと思ったら結婚しても変わらないので好きでもスッパリ別れるべし!笑」
お互いの「違い」を認め合いつつ、二人の新しいルールを作り、無理をしない……ということが大切なのかもしれませんね。
【調査概要】
調査エリア :全国
調査方法 :女性向けアプリ・サイト『ラルーン~女性の悩みケア~』会員様へアンケート調査を実施
調査期間 :2015年2月
サンプル数 :3,352名
調査結果URL: https://sugukon.com/editorial/categoryList/601/206/
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