TOYOTA(トヨタ)/トヨタの車種情報・試乗レビュー

新型アルファード、ヴェルファイアの走りはどうか?(3ページ目)

上質さを謳う新型アルファード、ヴェルファイアはトヨタらしく細部にわたって正常進化している。全パワートレーンすべてに試乗、気になる走りやシートの完成度などを報告したい。販売面で大型ミニバン市場を独走するアルフェード、ヴェルファイアを試乗レビュー!

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

ミニバンとしては上質な乗り心地のアルファード/ヴェルファイア

トヨタ・アルファード/ヴェルファイア

トヨタの高級車らしい上質さの演出が満載で、木目調パネルやシルバー加飾、カラーコーディネイトはグレードにより組み合わせが異なる


乗り心地や静粛性も先代より着実に進化している。とはいえ、大開口の両側スライドドアとテールゲートを有するだけに、「ミニバン」として現時点で最上といえるレベルなのは言うまでもない。

約200か所に及ぶスポット溶接の打ち増しや、構造用背着材の採用、アンダーボディのストレートラダー構造などのボディ補強も効果を発揮しているように思えるが、それでも先述した大開口部というボディ構造上の特徴を克服できるわけはなく、同価格帯のセダンから乗り換えればその差は察知できてしまうはず。

トヨタ・アルファード/ヴェルファイア

写真は法人などVIP向けの「エグゼクティブ・ラウンジ」。オットマンや収納式テーブルなどによりまさにファーストクラス並のリラックス空間が広がる


それでもシートは、どのタイプを選んでも大きな満足感を得られるだろう。「エグゼクティブ ラウンジ」はもちろん、「エグゼクティブパワーシート」を別格にしても、人気になりそうな7人乗りの「リラックスキャプテンシート」を選んでも2列目は特等席といえる贅沢な気分に浸れる。

8人乗りのセカンドシートも決して悪くはないものの、身体を包み込む座り心地や、オットマンが付かないため足を伸ばしてゆったりしたい時の快適性は7人乗りには当然ながら及ばない。最大積載時は8人乗りの利点も大きいが、どう考えても7人までしか座らないのならリラックスキャプテンシートの7人乗りをオススメしたい。

車線逸脱警告&レーキープアシストは未設定

トヨタ・アルファード/ヴェルファイア

サードシートの跳ね上げ機構は大きく変わっていないが、スライド用レバーが先代よりも分かりやすい位置になり、操作性が若干向上。床下にも大容量のサブトランクを備えるなど、使い勝手を高めている


各1時間、3台程度の試乗では味見程度でしかなかったが、アルファード、ヴェルファイアは抜け目なく正常進化していた。それでもこのクラスでレーンキープアシストが設定すらされないなど、価格帯を考えると一部に不満も残るだろう。レーンキープは今年からの新型車に搭載される「Toyota Safety Sense」が搭載できなかったためとか。

駐車支援の「インテリジェントパーキングアシスト2」などは充実しているものの、不満な人は最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が搭載されるはずであろう、次の一部改良やマイナーチェンジまで慌てず待つという手もあるかもしれない。

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