特別仕様車の「ブラック エクストリーマーX」に注目
日産では、エクストレイルが車両価格300万円で購入できる。2WDは250万円以下が人気で、2列シートだけでなく、3列シート仕様も設定しているのが特徴だ。
人気は各グレードに設定されている「エマージェンシーブレーキ パッケージ」で、フロントウインドウに設置されたフロントカメラが前方を監視し、車両や歩行者の有無を検知するもので、約10~80km/hの範囲で前方の車両や歩行者と衝突する可能性がある場合に作動し、自動的に停止または減速するもの。
ほかにも駐車場などでのペダル踏み間違えの事故に対応する「踏み間違い衝突防止アシスト」、LDW(車線逸脱警報)、進入禁止標識検知など、フロントカメラやソナーなどを活用した安全装備がパッケージされる。
また、日産自慢のアラウンドビューモニターや日産初の「インテリジェントパーキングアシスト」をメーカーオプションで設定するなど、駐車操作に苦手意識のある人へのサポートも用意されている。
使い勝手の高い荷室や、「オールモード4×4-i」となる4WD仕様の悪路走破性の高さなどほかにも魅力は多い。
グレード別では、2015年1月15日に発売された「ブラック エクストリーマーX」にも注目だ。
専用となるダーククロムフロントグリル、ダークメタリックフロントアンダーカバー、フロントオーバーライダー(ダーククロムフィニッシュ)、大型フロントフォグランプ&専用ダークメタリックフォグランプフィニッシャー、ダークメタリックサイドアンダーカバー、ダークメタリックリヤアンダーカバー(ダーククロムフィニッシュ)、ブラックメタリック17インチアルミホイール、マッドガード、専用バックドアインナーフック、LEDヘッドランプ、ルーフレールといった特別装備がてんこ盛り。
精悍なデザインはひと目でほかのエクストレイルとは違う雰囲気を味わえる。
この特別仕様車は、4WDのみの設定だが、エクストレイルらしさに加えて個性も追求したい人には最適だろう。
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