大切なのは自分の気持ち。そして、相手の気持ち
「彼が運命の人かどうか」より、「自分が彼をどれだけ好きかどうか」のほうが、きっと大切!
とはいえ「運命の人を見つけたから、子どもを捨てて恋を選んだ」という話には、まったく共感することはできません。「占いを見たら相性があまりよくないけれど、二人はうまくやっていけるでしょうか?」というご相談があれば、「ご自身はどう思われますか?」と逆質問します。
恋愛において一番大切なのは、「科学」「一般常識」といった誰かの視点でも、「スピリチュアル」という掴みどころのない軸でもありません。二人の「想い」、そして「感覚」のはずです。
そして、相手の「想い」がわからないなら「直接聞く」以外に、知る方法はありません。スピリチュアルな何かを利用して、気持ちを測ったり悟ったりすることなどできないはずです。恋愛って生々しいもので、直接的なコミュニケーションを伴うものです。美しいだけではなく、醜い自分、かっこ悪い彼を知ることになるかもしれません。
しかし、人と人が出逢うことは、やはり運命的、つまり、不思議な偶然であることは多いものです。多くの出会いのなかで「なぜか気になる」という直感を説明できないことは多々あるはずです。
「占い」や「運命という言葉」に振り回されやすい(すがりやすい)のなら、行動に移す前に、まず自問自答する習慣を持ったほうがいいかもしれませんし、逆に、気になる出会いがあっても、「恋愛している場合じゃない」「私なんて」と決め込んでタイミングを逃しがちなら、直感で動いてみることも必要かもしれません。
何ごとも、「バランス」が鍵です。
ご自身が、どちらの傾向があるかによって、バランスが取れるように心掛けてみるといいのではないかと、私は考えています。スピリチュアルな観点や占いに振り回されず、しっかり、自分と相手の「心」に向き合っていける相手こそ、「運命の人」かもしれませんよ。
【関連記事】
「彼に変わってもらいたい!」と思っていませんか?
「運命の人」を見分ける5つのチェックポイントとは?