株式戦略マル秘レポート/戸松信博の「海外投資、注目銘柄はここ!」

「インターネット・オブ・シングス」関連銘柄が絶好調!

アップル(AAPL)など「インターネット・オブ・シングス」関連銘柄が絶好調ですが、重要な関連銘柄としてスカイワークス・ソリューションズ(SWKS)をご紹介したいと思います。

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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次のメガテーマは「インターネット・オブ・シングス」

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2007年のアップルによるiPhone登場により「モバイルコンピューティング」時代が幕を開けました。そして現在、さらに時代は「インターネット・オブ・シングス(IOT)」という時代に入ろうとしています。「インターネット・オブ・シングス(IOT)」とは、あらゆるモノがインターネットを通じて接続され、モニタリングやコントロールを可能にするといった概念・コンセプトのことです。

もはやネットに繋がるのはスマホだけに留まりません。時計やメガネ型のウェアラブル端末、健康管理を行うリストバンドなどをはじめとして、今後はテレビや勿論、冷蔵庫やエアコン、そして電子財布や家のドア鍵にいたるまでが、ネットワークに繋がり、指紋や網膜などの生体認証を通じてどこからでも操作できる時代がくると思います。自動車もネットに繋がることで「完全自動運転」の時代が来ようとしています。

「インターネット・オブ・シングス」関連銘柄が絶好調

実際のところ、「インターネット・オブ・シングス」関連銘柄が絶好調です。代表格はアップル(AAPL)です。同社の時価総額は史上初めて7,000億ドルを超えましたが、これは「インターネット・オブ・シングス」時代の到来を示唆していると思います。

そして、もう1つ忘れてはいけない銘柄がスカイワークス・ソリューションズ(SWKS)です。米国株ベストバイ50銘柄はこれだ!など、米国株トップ50銘柄にも常連の企業です。

同社はマサチューセッツ州の半導体メーカーで、無線通信などに欠かせない部品を製造します。アップルのiPhone 6 の中に複数の同社製部品が入っていることで有名です。他にもサムスン製人気スマホ機種をはじめ、多くのスマホ・タブレットに組み込まれていますが、モバイル端末だけに関わらず、車載、医療機器、ブロードバンド通信機器、軍事の分野など、様々なハイテク製品に使用されて来ていることが業績成長のドライバーとなっています。「インターネット・オブ・シングス」時代の到来で、どの家庭でも様々なモノ(家電、セキュリティーカメラ・警報器、鍵、電球、PC、プリンター、スマホ等)がネットワークに繋がり、ちょっとしたシステムが構築されることになります。その繋がるというところに同社製品は必要となります。 同社は現在スマホやPCを中心に200億のデバイス機器がインターネットに繋がっているが、「インターネット・オブ・シングス」時代が到来する2020年には700億のデバイス機器がネット接続され、ワイヤレスで操作されると予想しています。

>>次のページではスカイワークス・ソリューションズ(SWKS)の業績を更に細かく見ていきます
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