よくある悩みを即解決! 目元のお悩みQ&A編
Q たるんできたまぶたのせいで、二重も台無し。顔全体の印象がボヤけて、目ヂカラが無くなってしまいました……
A 実は眉もたるんでいます。老け眉を補正して、本来の目ヂカラを取り戻しましょう!
老け眉を若々しく見せる補正テク
顔の輪郭や目元のたるみはすぐに気付くけれど、実は眉もたるんでいくのをご存じですか? 若い頃は眉尻も目尻もピンっと上がっているから、眉と目の間隔は狭い状態。それが加齢と共に眉尻と目尻が下がり、眉と目の間隔が広くなっていきます。そうすると間延びして目が小さく見え、目ヂカラもなくなってしまいます。
また、眉山の位置も輪郭のたるみと一緒に少しだけ外側に引っ張られ、重心が下がっていきます。眉尻が眉頭より低くなることで、眉間も広がって見えてさらに老けた印象に。たるんでしまったまぶたをメイクで完璧にリカバーするのは難しいけれど、眉なら簡単に補正することができます。名付けて「眉山スライド」。眉山を内側に3~5mm程度ずらすことで凛とした眉が手に入り、キュッとした目ヂカラが戻ります。
まぶたを引っ張りながらアイラインを描く
まぶたがたるんでいるとアイラインが思い通りに描きにくく、不自然なラインになってしまいます。そんな時は角度を変えられる卓上鏡が大活躍。テーブルに鏡を置いて、ひじをつき腕を固定し、指先で上まぶたの皮膚をピッと張りましょう。こうすれば、手元がブレずに鏡を上からのぞきこむことができ、目のキワを確認しながらアイラインを入れることができます。
教えてくれたのは……
ヘア&メイクアップアーティスト 尾花ケイコさん
「PINKSSION」主宰。誰からも愛される自然体のメイクや、取り入れやすい実践的なテクニックが働く女性を中心に大人気。女性誌や広告等で活動するほか、メイク本の執筆や眉毛テンプレートのプロデュースなど多方面で活躍。35歳からのメイク術をまとめた『大人メイクの基本』(宝島社)が好評発売中。