川越の観光・旅行/川越のおすすめグルメ

川越のお土産、お食事、スイーツに!蘇る河越茶(3ページ目)

「河越茶」というお茶をご存知でしょうか。河越茶は、全国に知られる銘茶「狭山茶」のルーツだといわれ、南北朝時代には「武蔵河越」の地が全国の銘茶五場の一つとされていました。その後、「河越茶」という名称は姿を消し、「狭山茶」という名前に一本化されますが、近年、旧河越領内茶園で栽培された高品質のお茶が再び『河越茶』という名で世に出るようになりました。今に蘇る河越茶。ぜひご賞味ください。

沼崎 真衣

執筆者:沼崎 真衣

川越の観光・旅行ガイド

ペットボトルでも登場

川越地方が生んだ銘茶「河越茶」がペットボトルになって登場しました。

パッケージデザインを担当したのは、埼玉県立川越工業高校デザイン科の生徒。グリーンを基調として、時の鐘や蔵造りの街並みといった川越の建造物や茶葉が描かれ、素朴で親しみやすいデザインとなっています。ペットボトルになっても河越茶のコクと旨味は健在。川越散策のお供に、またお土産にもいいですね。

ペットボトルで河越茶

ペットボトルで河越茶。さわやかなデザインですね。

 価格は150円(税込)。市内観光施設や土産物店で販売。
 
 

河越茶を茶葉でもどうぞ

川越のお土産処・蔵里(くらり)でいいモノを見つけました。河越茶の茶葉を小ぶりの洒落た缶に詰めたもの。旧河越領内にあり農林水産大臣賞を何度も受賞した経歴を持つ茶園で栽培されたお茶なので、味もお墨付き。煎茶の他、ほうじ茶・玄米茶もあります。

缶入りの河越茶葉。煎茶は白、ほうじ茶は赤の缶。このほか玄米茶もある。

缶入りの河越茶葉。煎茶は白、ほうじ茶は赤の缶。このほか玄米茶もある。


煎茶缶は630円(税抜き)、ほうじ茶缶は445円(税抜き)。河越茶が栽培されている一帯は、茶葉の生産としては北限にあたるため、茶葉は肉厚になり、甘みとコクの濃厚な味になるそうです。

お茶を嫌いな人っていないですよね。どなたにも喜ばれるギフトではないでしょうか。時には丁寧に河越茶を煎れてリラックス、くつろぐひと時を楽しんではどうでしょうか。


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