鳥を撮るときは望遠ズームでトライ
春に近づくにつれ、鳥など小動物も動き出します。身近なところで見ることができる鳥は案外種類は多いものです。
その中でも春によく見る鳥の一種が「メジロ」です。桜が咲けば桜の花をついばんで落下させるメジロは、場所によっては早い時期から見かけることができます。
餌となる木の実などがある場所に何羽か群れでやってきます。ただ、どうしても人が近づくと逃げてしまい、至近距離で撮影するのは困難です。
このような場合は、ズームレンズを利用します。ズームレンズで最大に寄せるところまで倍率を上げて鳥をズームアップします。鳥の姿にどこまで大きく寄れるかは、鳥との距離とカメラのズーム倍率により変わります。
また、ズームの望遠幅にも二種類あります。ズームレンズそのものが持つ倍率幅を光学ズーム域と呼び、さらにそれ以上ズームで寄せる幅をデジタルズーム域と呼びます。
この違いは、光学ズーム域はレンズそのもの性能幅であり、画質には影響しません。それに対してデジタルズーム域は、そのズームレンズの性能幅を超えて、デジタル画像を拡大させた状態で写すので、画質には粗さが出ます。
画質にこだわらずブログに載せる程度の小さいサイズであれば、デジタルズームを利用するのもありです。
桜を定点観測撮影しよう
なんといっても私たち日本人に春には欠かせないのが桜。寒い時期から桜の定点観測撮影をすると、成長の観察写真を撮ることができます。
身近なところにある桜の木を一本決めておきます。その木のつぼみを定期的に撮影していけば、定点観測の写真が撮れます。散歩のついでとか、出勤途中など日頃からよく通るところにある桜の木であれば、無理なく続けることができます。
できれば同じ場所にあるつぼみを撮り続けたほうが育ち具合が比較できます。桜の花が咲いた時には、これまでと違った感動を味わえるかもしれません。
デジタルカメラで春を楽しんで撮影してみるのも一興ですよ。