米国株ではROEが高い企業を選べ!

米国株の特徴の1つとしてROEが重視される傾向があります。ROEとは当期利益を自己資本で割って算出する指標です。ようするに与えられた資本をどれだけ効率的に利用して利益を出しているかという指標です。究極的には、どれだけ効率的に経営が行われているかを表す指標とも言えるでしょう。日本は法人税が高くてROEが低い傾向にあるせいか、比較的ROEに高い関心が持たれていませんが、米国株ではROEが高い会社は非常に高く評価されます。ROEが20%以上の企業で、出来ればROEが年々上昇している企業を選べると望ましいでしょう。

ちなみにROEを見るときに、合わせて確認したいのが自己資本比率です。極端に言えば、ROEは上げようと思えば上げられるからです。つまり小資本のままに、多大な借入金をして、売上と利益をかさ上げすればROEは一気に高くなります。むろん、これはこれで非常に経営効率が良いやり方とも言えますが、このような企業はえてして好景気時には絶好調がいいですが、ひとたび景気が悪くなると、借入金返済の重圧に耐えかねて業績が急激に悪化することが多いためです。したがって、できれば自己資本比率が50%以上とか、自分なりの目安を決めておければいいと思います。

加えて言えば利益成長率が高い企業が望ましいでしょう(あたり前といえば当たり前ですが)。できれば毎年安定的に30%以上成長できているような会社を見つけれればベストです。当然ながら利益成長率が高ければ、毎年ROEが上がっていくことにつながります(無駄な増資を頻繁にやるような会社は別ですが)。

むろん、この3つだけチェックすれば良いというほと株は甘い物ではありません。ここに書いたのはあくまでも優良企業の見つけ方の1つであって、その株価が割安か割高かはまた別の問題だからです。しかし、有望企業を見つけておいて、相場全体が大きく下がったときなどに仕込む準備をしておくように常に見張っていることは重要だと思います。

米国株には世界を代表する企業がズラリと顔を並べていますし、米国預託証券(ADR)を利用して世界中の様々な有望企業が上場しています。これほど豊富な投資先を選択できる市場は米国株式市場以外ありませんので、米国株を手軽に取引でいるようになれば、大きな武器の1つになりますから、是非、チャレンジしてみて下さい。

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