私の家電にスマホをかざすな!
インターネットで知り合った友人からもらったソフトをインストールしたら、遠隔操作ウイルスだった、パソコン内のデータがインターネットに流れてしまったという個人対個人の事故は昔からあります。その他には、ネットストーカー被害もあります。そして遠隔操作ウイルスはスマホにもあります。スマホを遠隔操作されて、それ経由でスマート家電を操作されてしまうかもしれません。そしてこのような個人対個人の悪質な嫌がらせに悪用されてしまう日がきてしまうような、悪い予感がします。
ちなみに日本では、危険源のないものしかスマート家電にできませんので、もちろん火災や爆発といった心配はありませんし、ケガをするような事故の心配もありません……。しかし、上で挙げたような悪質な嫌がらせは、起こり得ます。例えば、リベンジポルノならぬ、リベンジ家電みたいなことが問題になる気もします。
そうなると、自宅に来たパートナーや友人、職場の同僚、部下に「私の家電にスマホをかざすな(認証登録しないでくれ)」みたいな、そんな言葉も生まれてしまうかもしれません。
ここもスマート家電化で変化するポイントです。いままで自分の家電に他人が近づいても、何も問題ありませんでした。今後は信頼できる相手であっても、物理的な接触と言いましょうか、近づけさせないという極端なことも考えるべきなのかもしれませんね。
また普通のウイルス被害と違って、信用できる相手からウイルスをもらうこともあります。ここも守るものが増えたので、より一層の注意が必要です。
とはいえ、いままで紹介した通り、守るものが増えたと考え、しっかり対策すれば問題ありません。そして今使っているエアコンが壊れたら、私はスマート家電のエアコンを買います。帰宅前に部屋の温度を快適にできるのは魅力的です!
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