【2015年】新しい顔ぶれの、活躍への期待。
日本だけでなく世界的にも、引退や休養などでトップ選手の顔ぶれがかなり変わっています。そんななか、休養中の浅田選手も「2015年は、決断しなければいけない時が来ると思う」と、競技に戻るのか、新しい道に進むのか決める時期がやってくることを予感しているようです。もしかしたら競技に復帰して、勢力図がさらに書き換えられるかもしれません。
新しい顔ぶれの多い3月の世界選手権は、とても楽しみです。
五輪シーズンの世界選手権のメダリストたちの多くが、次の五輪で表彰台に乗っています。つまり、3月に上海で開催される世界選手権の結果が、2018年ピョンチャン五輪までの3シーズンのひとつの指針にもなる、とも言えるのです。
とはいえ、羽生選手のように、五輪の3シーズン前の世界選手権にまだ出場していないジュニア選手が大活躍する可能性もありますので、3月上旬の世界ジュニア選手権(エストニア)も注目したい大会です。
「最近フィギュアスケートの試合がないなあ」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、現在、アメリカやカナダでは国内選手権が、日本国内では、インターハイなどが開催されています。これらの大会については、次回以降でご紹介していきます。
本年も、フィギュアスケートを楽しく取り上げていきますので、よろしくお願いいたします。