ポイントモール経由でアクセスすると獲得ポイントアップ
ネットショッピングやネットで資料請求する前にクレジットカード会社が用意している「ポイントモール」というサイトを経由してからアクセスすると、通常獲得できるポイントよりも多くのポイントが獲得できるようになります(ポイントモールの仕組みは「ポイント3重取りも!ポイントモールを利用しよう」参照)。今回は、使っているクレジットカードにポイントモールがない場合や、複数ある場合のポイントモールの選び方を解説します。
ポイントモールがない場合
自社で商品をネット販売しているようなショップのクレジットカードにはポイントモールが存在しない場合があります。例えば、「楽天カード」や「セブンカード・プラス」です。ポイントモールはネットショッピングの前に経由するサイトですので、経由後に他社で購入されては困るのです。では、このようなクレジットカードの場合はどうすればよいでしょうか? 1つ目はクレジットカードで貯まるポイントに交換できるポイントを貯める方法です。例えば、楽天カードの場合は「楽天Edyもらえるモール」、セブンカード・プラスの場合は「Gポイント」などです。楽天EdyもらえるモールやGポイントを経由して、それぞれのポイントを貯めます。そのポイントを、楽天スーパーポイントやnanacoポイントに交換すると、クレジットカードにポイントモールがない場合でも経由でポイントを貯めることができるようになります。
2つ目が、サブカードのポイントモールを利用すると言う手です。メインカードのポイントとは別のサブカードを保有している場合、サブカードのポイントモールを利用します。
3つ目が、共通ポイント等のポイントモールを利用します。既にTポイントやPontaポイントを貯めている場合、Tカードの場合は「Tモール」、Pontaカードの場合は「Pontaポイントモール」を利用します。
クレジットカードにポイントモールがない場合でも、上手に経由のポイントを貯めるようにしましょう。
ポイントモールが複数ある場合
逆に、ポイントモールが複数ある場合もあります。多くはありませんが「ANA To Me CARD PASMO JCB(以下、ソラチカカード)」はこれに当てはまります。ソラチカカードは、貯まるポイントがANAのマイル、JCBカードのOki Dokiポイント、東京メトロのメトロポイントと3つのポイントが貯まるため、それぞれのポイントモールが存在します。ANAの場合は「ANAマイレージモール」、JCBの場合は「Oki Dokiランド」、東京メトロの場合は「メトロポイントモール」です。それぞれのポイントは交換できるようになっています。
この場合は、最終的にどのポイントに集約したいかを考えます。例えば、ソラチカカードの場合は殆どがANAのマイルに集約したい人となるはずです。通常、ポイント交換はレートアップすることはほとんどありません。従って、ポイントモールが複数存在するクレジットカードの場合は、最終的に集約したいポイントのポイントモールを利用するのがおトクになる場合が殆どです。
キャンペーン等で最終的に交換したいポイントのポイントモールを使うよりもおトクになる場合もありますが、ショップごとにポイントモールを変更すると、ポイントを上手に管理できなくなります。ポイントが失効するのは意味がありませんので、複数のポイントモールを使い分ける場合は、それぞれのポイントがポイント交換できるまで貯められるかを考えてから利用するようにしましょう。