新型ヴェルファイアが突如登場
今年の東京オートサロンは、発表前の新型車お披露目の場になっていたから出かけた人も驚いたのではないだろうか。ここでは発売されていないモデルも含めて注目のミニバンをご紹介する。
最大のサプライズはトヨタの「GR GAZOO Racing」ブース。その端になんの予告もなく新型ヴェルファイアをカスタマイズした「style LB」が置かれていて、初日のプレスデーは騒然。
テーマは「スタイルにこだわる大人のためのミニバン」として存分にカスタマイズされているが、発売前に実車が公開されたのは驚きだった。
リヤはサイドにまで大きく回り込んだテールランプや大きなルーフスポイラーが注目。もちろん市販のノーマルモデルとは雰囲気は違うだろうが、それでも次期ヴェルファイア/アルファードがより「エグい」雰囲気になっているのは予想できる
この試作車「style LB」は、全長4930×全幅1850×全高1895mmで、ホイールベースは3000mm、駆動方式は4WDで電気式無段変速機とあるから展示車はハイブリッドになる。
アルミホイールは「Weds kranze MAGISS 531EVOホイール(塗装・センターオーナメント交換) 」、タイヤサイズは「DELINTE THUNDER D7」でフロントが245/40R20、リヤは245/40R20。
新型ヴェルファイア/アルファードは全長とホイールベースを延長か?
まもなく登場すると噂される新型ヴェルファイア/アルファード。この試作車から想像すると、ノーマルもかなりアグレッシブなエクステリアに仕上げられているのがうかがえるし、ドレスアップパーツが装着されているとはいえ、現行ヴェルファイアの全長4885×全幅1840×全高1900mmと比べると、全長が45mmも長くなっていて、ホイールベースも50mm延長されていることから新型ヴェルファイア/アルファードは居住性や積載性もより向上していることが期待できる。
マイナーチェンジしたばかりのプリウスαも
トヨタからはほかにも昨年11月にマイナーチェンジを受けた「プリウスα」をベースとした「PRIUS α S Touring Selection・G’s」を出展。
G’s専用のチューニングサスペンションやボディ補強、前後専用バンパーなどのエアロキット、スポーティシートなどの専用インテリアなど多彩なメニューを用意し、展示車の価格は349万7237円だ。
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