スケシューの選び方……デッキを入手した次は?
スケートボードシューズ
<目次>
- スケートボードにはスケートボード用のシューズを
- スケシューってなに?
- スケシューの特徴
- スケシューは素材も大切…レザー、ヌバックなど
- スケシューの色々な素材
- スケシューの製法タイプ1.バルカナイズド製法
- スケシューの製法タイプ2.カップソール
- スケシューは専門店で
スケートボードにはスケートボード用のシューズを
まさかブーツや革靴を履いてはいませんよね?スケートボードにはスケートボードに適したシューズがあります。アイススケートのシューズには刃が付いています。野球やサッカーのシューズにはスパイクがあります。では、スケートボードに適したシューズとはどんなシューズだと思いますか?スケシューってなに?
スケートボード用のシューズは略して「スケシュー」と呼ばれています。なんだか甘くておいしそうですが食べれません。スケートボード用のシューズには大きく二つの特徴があります。まずひとつは「フラットソール」であること。これはソールがつま先からかかとまで平らのソールであるということです。土踏まずの部分がえぐられていたり、つま先側とかかと側が別になっていたり、底にスパイクや突起物がないことが大事です。乗っていて足がデッキ上で滑らないことは最低限必要な機能です。またスケートボードはトリックを行う際に、デッキ上の足の置き方(スタンス)をトリックに合わせた位置に動かしたり、足の裏でデッキの湾曲を感じ取ってスタンスを調整したりすることがあり、ソールは平らである必要があります。スケシューの特徴
スエード素材
スケシューは素材も大切…レザー、ヌバックなど
レザー素材
スケシューの色々な素材
コーティング素材
スケシューの製法タイプ1.バルカナイズド製法
またちょっと小ネタではありますが、スケシューの素材は色々あれど、履き心地を含めそのスタイルは大きく分けて二つの種類があります。「バルカナイズドソール」、「カップソール」、という呼ばれる製法の違いになりますが、まずバルカナイズド製法というのはシューズの上部とソールを接着する際に、固まっていないゴムを上部と底の間に挟んで高圧で圧着し、ソールの周りにゴムのテープを貼って横ずれを防ぐ製法です。VANSやCONSなどの古いタイプのスケシューに多く使われている製法で、ソールが薄くデッキの湾曲の具合を感じやすいという特徴がありますが、シンプルな構造で柔らかいゴムを使うケースが多く、耐久性にはやや劣るという意見もあります。
スケシューの製法タイプ2.カップソール
もうひとつのタイプはカップソール。これは足を包むように成型されたソールを、シューズ上部と工業ミシンで縫い付けて作る製法。この製法では色々なスタイルのソールを作ることができ、クッション性を上げたり調整したりできます。シューズを横から見て側面に縫い目があるものはこのカップソール製法となりますが、最新モデルの中には縫い目の上にゴムテープを張り付けて、横ずれを押さえるようなタイプもあり、縫い目だけで判断することも難しいモデルもあります。スケシューは専門店で
またスケシューはここ最近ではスケートボードのイメージを「タフなシューズ」に置き換える形で、普通のシューズショップにもスケシュータイプが並ぶようになりましたが、各メーカーの最新モデルや人気モデルはやはり専門店に行くのがよろしいかと思います。今やこの「スケシューマーケット」も大きくなってきて、耐久性が高いシューズをスケートボードをしない若者も好んで履く傾向もあります。専門店では世界の人気プロライダーのシグニチャーモデルや、最新の製法、素材を駆使したハイテクモデル、そしてベーシックで滑りやすいと人気のモデルなどが色々と並んでいます。スケートボーダーの中には練習に行く際にバックにスケシューを入れて、滑るときに履き替える人もいます。色々なシチュエーションでシューズも履き替えて、スケートボードもファッションも楽しんでもらえればと思います。
また安全性の面からも、キチンとサイズが合ったスケートボード用のシューズをお選び頂くことをおススメします。
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