占いは4000年の歴史を持つ統計学

日本では占いというと、何となく怪しい、うさん臭いもの、仏壇や壺などを買わされるのではないか……、といった先入観があります。しかし、占いは統計学のひとつというオールアバウト手相ガイドの織路由麻さん。そんなホンモノの占いとは、どんなものなのでしょう。(第2回目のインタビュー『お金開運のコツ!人気の開運予報士は起業家』から続きます!)

前向きに歩いていくために占いは使うもの

――占いを本格的に勉強し始めたきっかけは何ですか?

オールアバウト手相ガイドの織路さん

オールアバウト手相ガイドの織路さん

織路由麻さん
 19歳のとき、友人と一緒に占い師のところへ行きました。そこで「長生きできますか?」と聞いたら、「29歳、もしくは40歳までには必ず死ぬ。それを超えられたら120歳まで生きる」といわれたんです。ひどいこというなぁと思いましたし、就職のときも定年までこの会社にいられないんだと思う自分がいましたから、それなりに引きずっていたのでしょう。41歳になったとき、初めてホッとしたんです。そもそも占いとは、運をつかむためにどうすればいいかを知るためにあるのに、どうして、こんな脅すようなことをいうんだろう。こんな占い師が多いんだったら、私が本格的にやってみようと思うようになったんです。

――確かに、占いには“怪しい”イメージがありますよね。

織路さん 根拠のないことを言い切って、脅すような人が多いんです。イベントで私自身が有名な先生に占ってもらった時のことですが「そんな性格だから彼氏もできない。手が冷たいのは子宮が悪いからで子供もできない」と、ワーッといわれたんです。そのとき、私はすでに結婚して子どももいたんですけどね(笑)。

私が考える占いは天気予報と一緒です。雨が降るとわかっていれば、傘を持って出かけますよね。占いが当たるのならば、どうすればいいかという開運方法まで伝えるべきだと思うのです。

海外セレブや老舗は占いを上手に使っている

――海外の財閥や資産家の方たちは、専属の占い師がいるケースも多いようです。

織路さん たとえば、ある有名なアメリカのパソコンメーカーの会長には風水師がいるといわれています。実業家の方たちは、どうやって運を取っていけるかということを常に意識しているので、科学的に証明できなくても結果がついて来るならと、前に進むためのツールとして上手く使っているように思います。

財閥など企業グループでも、占いは帝王学のひとつとして受け継がれているようです。社会で上に立つ人間は、その場で決断することを迫られることが多々あります。そんな時、占いの知識が役に立つのです。

私は会社が合併したときなどに新しい名称も調べてみるのですが、そこにも占いの知識が何もない中で決めているとは思えないことがよくあります。財閥が脈々と続いているのは、知恵のひとつに占いがあるからではないのでしょうか。

――占いは不安を解消してくれる、ツールのひとつと考えればいいのでしょうか?

開運スポットとして話題の織路さんのカフェ

開運スポットとして話題の織路さんのカフェ

織路さん そうですね。会社員のころ、飲み会などでもよく占っていたのですが、皆さん答えは持っているのです。ただ背中を押してほしいだけなのです。占いを聞くことで、きっかけをつかんで前に進んだり成長できるのならば、使わないのはもったいないと思いませんか。

――織路さんは、いろいろな占いをなさるのですよね?

織路さん たくさんの占いを学びましたが、現在、使っているのは手相、人相、家相、風水、四柱推命、姓名判断、方位学、西洋占星術、タロット、易、九星気学、夢占いの12種類です。占いというのはある種の統計学のようなものですから、複数の占いで見ることができれば、それだけ使えるカードが増えるということなのです。

たとえば、12年のうち3年は動いてはいけない時期という占いがありますが、普通に社会生活を送っていたらそんなことはできません。だったら、どうすればいいのかということを伝えるのが占いの役目だと思っています。

★次に、2015年にお金運が良い人の手相をおうかがいします!

教えてくれたのは……

織路由麻(おりじ ゆま)さん
手相、タロット、四柱推命、風水など「12の占い」に精通。相談内容に応じて使い分けて未来を予測することで、前向きになるアドバイスをしてくれる。『占い師』ではなく『開運予報士』を名乗り、新しいジャンルの占いを提唱。横浜・元町で「開運カフェ&ダイニング はこにわプレート」を経営している。

取材・文/鈴木弥生
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