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伝統と個性が魅力!エクラデジュールのフランス菓子(3ページ目)

2014年も多くのパティスリーがオープンしました。その中でも、人気店のシェフパティシエを務めた方が独立スタートした店は、注目の新店としてぜひ訪ねたいですね。2014年9月26日、東陽町にオープンした「エクラデジュール」もまさにそんな店。シェフの中山洋平氏は、渡仏しての修行後、京橋「ル・エール・サンク」のシェフパティシエを務めた方。フランス菓子をはじめ、地域に愛される菓子を発信しています。

平岩 理緒

執筆者:平岩 理緒

スイーツガイド

「エクラデジュール」お薦めの焼き菓子

「エクラデジュール」の「エクラマドレーヌ」(4個入り税込864円、1個194円)

「エクラデジュール」の「エクラマドレーヌ」(4個入り税込864円、1個194円)


手土産ギフトとしても人気なのは、フランス産の蜂蜜に加え、今話題の「希少糖シロップ」も入って、しっとり焼き上げられている「エクラマドレーヌ」。こちらは、日本の昔懐かしい洋菓子店風の平たい紙ケース入りで、ほんのり香るレモンや、ほのかな塩味がどこか懐かしい雰囲気を漂わせます。

実は、別に「マドレーヌ」もあり、こちらはフランス風の貝殻形。レモンだけでなくオレンジやバニラも香り、より複雑なフランス菓子風の味わいです。2つのマドレーヌを食べ比べてみると面白いですね。

「エクラデジュール」の「シュケット」(税込432円)

「エクラデジュール」の「シュケット」(税込432円)


「シュケット」とは、小さな一口大のシュー生地をカリカリに焼き上げたもの。表面に大きなあられ糖がまぶしてあり、カリッ、ザクザクとした食感が楽しめるおやつ菓子です。グリーンの手提げ状の紙スリーブに包まれた状態で販売されていて、ちょっとしたプチギフトや気軽な差し入れとして喜ばれそうです。

「エクラデジュール」に並ぶ様々な焼き菓子。サヴォア地方の伝統菓子に使われる型もディスプレイされている

「エクラデジュール」に並ぶ様々な焼き菓子。サヴォア地方の伝統菓子に使われる型もディスプレイされている


他にも、1つずつ選ぶことのできる焼き菓子が色々と並んでいます。このお店ならではのアイテムは、ラズベリージャムを塗り、ヘーゼルナッツをのせて焼いた「レガルサヴォア」(税込216円)。名前どおり、中山シェフが修業したサヴォワ地方で作っていたおなじみの菓子を元にしているそうです。

中山シェフの修業地、サヴォワ地方の伝統菓子である「ビスキュイ・サヴォワ」の型もディスプレイされていました。いつか、そのような思い出あるフランスの伝統菓子も作っていただけたら嬉しいですね。

「エクラデジュール」の中山洋平シェフ

「エクラデジュール」の中山洋平シェフ


中山シェフ曰く、イートインスペースも想定しているので、落ち着いてきたら店内でゆっくりお菓子を楽しんでいただけるようにしたい、とのこと。また、やはり得意分野であるパンも、まずはクロワッサンなどヴィエノワズリーから品数を増やしていきたいそうです。「エクラデジュール」のさらなる進化が楽しみですね。

<ショップデータ>
「エクラデジュール」Éclat des Jours
東京都江東区東陽4-8-21 TSK第2ビル1階
電話 03-6666-6151
営業時間 10:00-20:00
水定休
※年末年始の営業については、変更の可能性がありますので、店舗にお問い合わせください。


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