2014年の気になった「夫婦の話題」~税金編
■配偶者控除
さて、最後はちょっぴり真面目な話題。夫婦の家計事情にも変化がおきた年でした。安倍首相は3月に政府は、専業主婦やパートの妻がいる世帯の所得税と個人住民税を軽くする「配偶者控除」の見直しを指示し、いわゆる「年収103万円以下」の枠がなくなることになりそうです。
新たな制度としては妻の収入にかかわらず一定額を夫の所得から差し引く「夫婦控除」を導入する検討に入っているとも言われています。実際、共働き世帯は2014年6月の厚労省の発表によれば1065万世帯。専業主婦世帯(745万世帯)との差をどんどん広げて増加しつつあります。女性の社会進出がますます進む中で、家事や育児の分担やコミュニケーション時間の確保など、夫婦の在り方も、また変わっていきそうです。
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