今年大ブレイクした「壁ドン」とは
壁ドンは女子の妄想のあらわれ!?
2014年「ユーキャン 新語・流行語大賞」で今年のトップ10に選ばれた「壁ドン」。少女漫画のシーンとしては、古くは「ベルサイユのばら」あたりからの定番。すでに多くの女性におなじみだったと思いますが、言葉としての「壁ドン」が世代を超えて広まった、という意味では、今年がまさにブレイクの年だったといえるのではないでしょうか?
ブレイクのきっかけになったのは2014年4月に公開された「映画『L・DK』。原作の冒頭シーンが「壁ドン」で始まるこの作品、映画の見どころも「壁ドン」。山崎賢人さん演じるツンデレSキャラが、剛力彩芽さんに壁ドンする場面が重要シーンの一つになっていました。
また、壁ドンをさらにメジャーにしたのが、のカップヌードルのCM。満員電車で中年男性に図らずも壁ドンされてしまうシーンは話題になりました。このCMが、壁ドンの意味を世代を超えて広めることに貢献したことは間違いないでしょう。
さらに、7月にサイバーエージェントが、女子中高生444名を対象として「2014年上半期に「女子中高生の間で流行ったもの」や「流行りそうなもの」について調査した「JCJK流行りものランキング」でも、「壁ドン」が201票を集めて1位を飾りました。
そして、今年の下期のドラマでも。『きょうは会社休みます。』『黒服物語』『ごめんね青春!』、などで、床ドンや女性からの逆壁ドンを含む様々なパターンが披露され、まさに2014年は「壁ドン祭り」状態に……。流行語大賞トップ10も納得できる大ブームとなりました。
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