ログハウス

超ベランダ室内「NIDO」が魅力の新世代ログハウス

2014年11月から自然派個性住宅のBESSより新しいログハウス「G-LOG」が発売、代官山の総合展示場「BESSスクエア」に実際の建物がお目見えしました。

平野 ゆかり

執筆者:平野 ゆかり

別荘・リゾートマンションガイド

室内「NIDO」が魅力の新世代ログハウス


外観

屋根勾配12:10で三角屋根のシャープなデザインがきりりと印象的な「G-LOG」外観

この新商品「G-LOG(ジーログ)」はシャープな三角屋根のフォルム。その2階軒下に設けた大きなベランダ空間が一番の特長です。屋根の角度を10:12というシャープな勾配にしたことで、縦のスペースが広がり、そこにワイドな軒下が生まれたというもの。

三角屋根の頂点までの天井高は4.3メートル、ベランダの奥行は2メートル超の広さとしては約10畳にもなる開放的な空間です。イタリア語で「巣」を意味する「NIDO(ニド)」と名付けられたこの超ベランダ空間は、三角屋根と横格子に包まれているので、太陽の日差しや雨をさえぎりながら、ゆるやかに外とつながります。

もともと「軒」は、日本家屋の特徴で、雨や暑い日差しを遮る役目を担っています。また大きく張り出した軒の下なら、雨の日でも作業ができるなど、あいまいに使える便利なスペース。ということで、この「G-LOG」は、日本人の暮らしに馴染んだ「軒下」をとりいれたログハウスです。
デイベッド

「NIDO」と呼ばれる軒下の超ベランダ。広さは約10畳、奥行も2メートル以上あり、デイベッドで足を伸ばして寝ることもできます




室内は明るく広々とした空間


ロフト

天井の高さは最大4メートル超の大きなロフト。フルオープンサッシで軒下空間「NIDO」につながります

1階部分のリビングは厚さ113ミリの角ログを用いた使いやすい空間。ナチュラルなログ壁と白壁、白い天井で構成されており、軽快なナチュラルテイスト。キッチンカウンター上部には木の造作棚があり、BESSらしいセンスのいい小物が並び、木に包まれた温もりのある暮らしが伝わってきます。リビングから出られるデッキも広々。奥行きが約2.3メートルあり、天気のいい日は外ごはんを楽しみたくなる空間です。

リビングの階段で2階へ。2階ロフトですが、天井が高い。最も高いところで4メートル超とのこと。白の天井とパステルグリーンの壁、木の梁がアクセントとなりとても開放的。さらに先ほどの軒下「NIDO」にはフルオープンサッシでつながります。宙に浮かんでいるようで、1階のリビングより、2階のほうが好き、という人も多いのでは。いつまでも居たい空間です。


NIDO

こちらも「NIDO」。デッキチェアを置いたり、植物を育てたり、新しい暮らしが生まれます

軒下に出てみます。天井高4.3メートル、奥行2メートル超の「NIDO」と呼ぶ「超ベランダ」空間は約10畳。やはり広いです。それにロフトから連続した白塗装の板張り天井で、室内と一体化した感があります。この広さならデイベッドでごろりとしたり、ハンモックに揺られたり、楽しみ方はいろいろ生まれそう。「住む」より「楽しむ」を掲げるBESSならではの遊びごころある空間です。

ログハウスはフィトンチッドがもたらす森林浴効果の高い木の家。無垢の木自体に調湿作用もあり、快適な湿度環境が得られます。ロフト部分は階段と吹抜けで1階につながっており、空間の一体感も得られます。ログハウス=セカンドハウスというイメージもありますが、BESSのログハウスは自宅利用が約9割と多いのも特徴。自然素材の家で、のびのび子育てという家族にもぴったりです。

「G-LOG」は1階面積56.31平米、2階面積50.72平米。2階NIDOが16.56平米あり、合計の「暮らし面積」は123.59平米。価格は2050万円(税込)(※建築地域の条件により価格は異なります)。
外観や室内の妻壁のカラーは4色のなかから選べます。またプランについても2階リビングプランや2階に3個室+トイレなどアレンジプランも用意されています。





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