5.滝廉太郎作曲の唱歌「箱根八里」が流れる箱根登山鉄道の駅(小田原駅、箱根湯本駅、強羅駅など)
「箱根の山は、天下の嶮(けん)/函谷關(かんこくかん)も ものならず」と力強く唄われる「箱根八里」。「花」「荒城の月」などと同じく滝廉太郎作曲の唱歌だ。この有名なメロディーが箱根登山鉄道のいくつかの駅で流れている。箱根湯本駅ホームで聴くと、これから急勾配を登っていくぞ、という決意の様にも聞き取れ、登山電車の旅の「前奏曲」にぴったりである。
最後のページでは「東村山音頭」が流れ、話題になった駅へ
西武線の上井草駅や大泉学園駅では、アニメのテーマ曲が駅の発車メロディーに使われて話題になっている。また、小田急線渋沢駅で、地元ゆかりのZARD「負けないで」「揺れる想い」が発車メロディーに使われると、こちらも話題に。かつては、単調なブザーやチャイムが多かった駅の発車音だが、実は面白い「駅メロ」はたくさんある。そのいくつかをご紹介しよう。