5.滝廉太郎作曲の唱歌「箱根八里」が流れる箱根登山鉄道の駅(小田原駅、箱根湯本駅、強羅駅など)
「箱根の山は、天下の嶮(けん)/函谷關(かんこくかん)も ものならず」と力強く唄われる「箱根八里」。「花」「荒城の月」などと同じく滝廉太郎作曲の唱歌だ。この有名なメロディーが箱根登山鉄道のいくつかの駅で流れている。箱根湯本駅ホームで聴くと、これから急勾配を登っていくぞ、という決意の様にも聞き取れ、登山電車の旅の「前奏曲」にぴったりである。
最後のページでは「東村山音頭」が流れ、話題になった駅へ
西武線の上井草駅や大泉学園駅では、アニメのテーマ曲が駅の発車メロディーに使われて話題になっている。また、小田急線渋沢駅で、地元ゆかりのZARD「負けないで」「揺れる想い」が発車メロディーに使われると、こちらも話題に。かつては、単調なブザーやチャイムが多かった駅の発車音だが、実は面白い「駅メロ」はたくさんある。そのいくつかをご紹介しよう。

野田 隆
鉄道 ガイド
名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。
...続きを読む
「超絶すぎ」「ファミコン感」熱海駅で話題の“LED発車標”のドット絵、完全紹介!

熱海駅の“超絶すぎる発車標”が誕生した「奇跡的な理由」と、制作者が語った「思い」とは

【西武池袋線のトリビア10選】池袋駅のハリポタ仕様ホーム、『銀河鉄道999』仕様の大泉学園駅など

「鉄道」に詳しい旅のプロが感動した! 秋の行楽に本気で推したい名所3選【2025年最新】

【西武国分寺線のトリビア10選】消えた西武新宿線との直通列車、鷹の台駅に若い女性が多い理由など

【2025年夏】「青春18きっぷ」新ルール解説! 値段・期間から特例区間まで、使い方が全部分かる

JR東日本が発表した「東日本のんびり旅パス」は買いか? 料金・期間・使い倒し方を徹底調査