散歩/昭和を振り返る散歩ルート

荻窪、阿佐ヶ谷、高円寺、中野の桃園川跡を歩いてみた(3ページ目)

荻窪から阿佐ヶ谷、高円寺、中野へ暗渠となった桃園川跡の緑道を歩く。途中、どう歩いていいかわからなくなる迷路のような道が続くことも。子供の頃、知らない路地に入り込んでしまったような錯覚で、どこか昭和な気分に。中央線で人気のエリアのディープゾーンを散歩してみよう。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

桃園川跡でも最大のディープゾーン

桃園川跡の遊歩道の住居表示が阿佐谷北に変わったところをさらに行けば、中杉通りにつきあたる。

阿佐ヶ谷の南北を貫く中杉通り

桃園川は中杉通りを越えていく


中杉通りを越えると、桃園川跡の遊歩道はまた雰囲気が変わる。というか、見逃してしまいそうになる道を探しながら歩く。

ここが本当に暗渠の上なのかもよくわからない

道がとても狭くなってきた


荻窪の遊歩道とは違い、かなり細くなっている。しかもその風景も、どこかしら時間が止まったようなかんじになってくる。

昭和で時間が止まったようなかんじだ

どことなく歴史のある住居地図


どこをどう歩いていいかわからなくなるような迷路のような道が続いている。

川が流れていると思えばわかりやすいかも

大丈夫なのかと思いながら進んでいく


まるで、子供の頃、知らない路地に入り込んでしまったような錯覚に陥る。どこか昭和な気分にひたれるかんじだ。そういえば、桃園川は昭和30年後半から暗渠化が始まり、40年代にはすべてが暗渠化された。

これでいいのか、少々不安になってくる

もはや、ここがどこかのかわからなくなる


ところが、こういう懐かしい風景は、けやき公園までくると一変する。このけやき公園の先で中央線の高架下をくぐる。その先はいよいよ、桃園川緑道だ。

次ページから桃園川緑道を歩きます。

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